Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
デンプンは農産物の甘味や産業用途を決める重要な生体分子であるにも関わらず、あまりにも巨大な分子であるため既存の分析技術で非破壊計測は困難であり、デンプンに注目した農産物の品質評価技術は無い。本研究ではテラヘルツ分光や低周波ラマン分光など新たな技術を駆使して非破壊的にデンプンを計測できる技術開発を進めていく。本研究によって創出される分析技術を活用することで、食味や産業用途を予め予想できるため農産物の高付加価値化や食品ロス削減に貢献するものと期待される。