Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本研究は肺炎球菌ワクチンの定期接種化後に本邦に出現したカルバペネム耐性肺炎球菌の発生原因の本質に迫る研究である。同菌株はpbp1a-13という耐性に寄与する遺伝子を保持しているが、現時点では同遺伝子の由来は定かでない。しかし、最近になって沖縄県を中心に同遺伝子を保持している肺炎球菌が検出されている。本研究では全ゲノム解析を用いて、この沖縄株の由来と沖縄株と本島株との関連性を調べる。