Project/Area Number |
21K15721
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 52030:Psychiatry-related
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Research Institution | University of Occupational and Environmental Health, Japan |
Principal Investigator |
小西 勇輝 産業医科大学, 医学部, 助教 (90739476)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | ADHD / ドライビングシミュレータ / 自動車運転 / グアンファシン |
Outline of Research at the Start |
注意欠如多動性障害(以下、ADHD)は近年一般社会に広く知られるようになり、成人になってはじめてADHDと診断される事例が増えている。ADHDは、不注意、多動性および衝動性の3主症状を認める疾患であり、発達障害の中で唯一薬物療法が奏功する。本邦では服薬下の自動車運転について罰則の対象となっており、添付文章において運転は禁止されている。本研究の目的は、ドライビングシミュレータを用いて、疾患および薬剤が運転に与える影響の要因を分析することである。本研究成果により、薬剤と運転の矛盾が解消され、ADHD患者が根拠のない社会的制限を受けることなく、安心して薬物療法を受けることができる社会を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、新型コロナウイルス感染症に対する研究実施施設の規制が緩和された事で被験者のエントリーが行えた。現時点でADHD患者10名に対して研究が遂行され、研究の趣旨に同意が得られ研究エントリーが予定されているADHD患者は12名いる。 新型コロナウイルス感染症の影響で被験者のエントリーが遅れていたため、名古屋大学精神医学岩本准教授に依頼し、2023年度から名古屋大学でも被験者のエントリーを実施して貰えることになっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症流行にあたり、被験者の募集が計画段階よりは遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
前年度の研究計画通り、規制緩和後はADHD患者を中心として被験者のエントリーが行えている。今後は被験者のエントリー数を増やすため、名古屋大学精神医学岩本准教授にも研究協力を依頼済みである。そしてADHD治療薬を現時点でも服用している患者を対象として、運転技能の測定も同時並行で行なっている。
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