がんの治療抵抗性を克服する～分泌因子と細胞間相互作用を標的にしたアプローチ～

Research Project

Project/Area Number	21KK0278
Research Category	Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
Allocation Type	Multi-year Fund
Review Section	Basic Section 52040:Radiological sciences-related
Research Institution	Kyoto University
Principal Investigator	Nam JinMin 京都大学, 生命科学研究科, 准教授 (60414132)
Project Period (FY)	2022 – 2024
Project Status	Granted (Fiscal Year 2022)
Budget Amount *help	¥15,600,000 (Direct Cost: ¥12,000,000、Indirect Cost: ¥3,600,000)
Keywords	がん / 浸潤 / 分泌因子 / 小胞輸送 / 細胞間コミュニケーション
Outline of Research at the Start	がん治療の発展に伴い、がん患者の生存率は向上してきた。その一方で、治療後に残存したがん細胞から悪性化が進行する場合があり、そのメカニズムの解明はがん患者の予後の改善に重要である。本研究では、放射線や抗がん剤などの治療後に生き延びたがん細胞から分泌される種々の因子に着目し、細胞間コミュニケーションを介してがん悪性化を促進する新規分泌因子の特定とその作用メカニズムを解明する。研究成果を基盤に、新たながん治療・診断ターゲットと治療戦略のアップデートに繋がる知見の提示を目指す。