eラーニング品質工学としての学習要求のモデル化と学習コンテンツとのマッチング
Project/Area Number |
22300293
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
平田 謙次 東洋大学, 社会学部, 准教授 (80387084)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鷹岡 亮 山口大学, 教育学部, 准教授 (10293135)
瀬田 和久 大阪府立大学, 理学系研究科, 准教授 (50304051)
仲林 清 千葉工業大学, 情報科学部, 教授 (20462765)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥11,180,000 (Direct Cost: ¥8,600,000、Indirect Cost: ¥2,580,000)
Fiscal Year 2012: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2011: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2010: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
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Keywords | コンピテンシー / 標準化 / eラーニング / eポートフォリオ / 熟達 / 仕事場学習 / オントロジー / セマンティック情報モデル / 学習活動ログ / 学習者要求 / 国際標準化 / 学習品質 / 習熟レベル |
Research Abstract |
本年度は、以下に上げる3つの目標領域を定めて研究をすすめました。 (1)eポートフォリオ共通インターフェイスの特定 eポートフォリオの規格化をすすめているISO国際標準化機構での会議に参加し、研究発表を介して、eポートフォリオ規格の調査研究とのデータ定義について最新の研究を把握しました。韓国教育情報学術院での共同プロジェクトも進めています。国内の学会の年次大会において、課題セッションの企画と運営、および発表をおこない、品質と学習者情報との連携の方法について多様な視点から発表をおこない普及しましたが、国際学会でのスペシャルセッションの企画は叶いませんでした。 (2)コンピテンシーセマンティック情報モデルの開発 コンピテンシーセマンティック情報のデータ要素、属性について国内関連団体と共同により標準規格開発をおこない、その基礎となる2本の論文を執筆し書籍として刊行されました。また、当該テーマについてISO国際標準化機構会議においてプロジェクトの運営、研究発表、および規格提案をおこなってきています。 (3)学習要求-学習活動ログ一致度測定機能 企業組織における人材開発の要求調査を実施し、分析をし、アジア欧州会議の生涯学習委員会(ASEM-LLL)仕事場学習研究小委員会の運営と、会議での発表、および論文の執筆をおこないました。また、効果的学習活動について論文を執筆し、書籍の一節として発行しました。さらには、具体的な一致の連携についての方法論について、国際学会で発表し、その後、選抜された論文として書籍の一節として発行されました。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
主に上げた3つの研究目標領域において、順調に研究成果は上がってきており、その公開も予定どおりです。また、副次的な成果も論文としてまとめることができております。しかし、システム実装に向けての取り組みが遅れていることが課題です。この遅れの理由は、ISOなどの国際研究プロジェクトでの運営に時間を費やすことになり、予想以上に時間がとられているためです。今後一層国際研究プロジェクトに傾倒しなければならないため、協力者を得て、実装に取り組んでいく予定です。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度であり、また、ISO国際標準化機構での規格化にむけ本格的に進めていくことになるため、まずは、コンピテンシーの情報モデルの規格化の開発研究に取り組むことが第一と考えています。それに並行して、他国の研究者と協力してeポートフォリオ規格との連携のためのインターフェイスを検討していきます。さらに、実装に向けた取り組みを、興味関心のある企業と連携し、研究開発を行ってく予定です。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)