| Project/Area Number |
22H04115
|
| Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
|
| Allocation Type | Single-year Grants |
| Review Section |
1180:Education on school subjects, primary/secondary education-related
|
| Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
Sato Kenta 名古屋大学, 教育学部附属学校, 教諭
|
| Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2023-03-31
|
| Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
|
| Budget Amount *help |
¥340,000 (Direct Cost: ¥340,000)
Fiscal Year 2022: ¥340,000 (Direct Cost: ¥340,000)
|
| Keywords | 持久走 / 心拍数 / 学校体育 / 中学生 / 高校生 / 有酸素性運動 |
| Outline of Research at the Start |
学校体育の持久走に対する否定的態度の形成を防ぎ, 生涯にわたり有酸素性の運動に親しみ継続するきっかけとなる授業づくりを目指す。まず, 運動はその強度によって体に生じる影響に違いがあることを伝え, 個々の目的に応じて目標とする運動強度を決定する。その上で, 対象者毎に決めた運動強度(心拍数)でより長く走ることを目標とした持久走を行う。それぞれの心肺機能に合う強度を設定し, 明確な目的を持って運動を行うことで, 運動の意義をより強く意識させ, 持久走嫌いを解消することを目的とする。
|
| Outline of Final Research Achievements |
本研究では、ICTを活用して個人の体力レベルに合う強度で運動を行った。これにより、持久走嫌いを生み出さないことを目指した。それぞれの心肺機能に合うように強度を統一することで、持久走特有の「きつさ」「苦しさ」を緩和させることができる。高校1学年119名を対象とし、心肺機能に関する体育理論1時間を行い、実技では、対象者毎に事前に推定した最大心拍数の具体的な数値を目安に3段階の強度で試走した。授業実践の前後で「持久走に対する意識」を質問紙によって回答させた。結果は「意欲」「成果」「協働」「好感」「不快」の5要素について、実践前と比較し実践後は有意に改善された。
|
| Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
本研究では、学校体育の持久走に対する否定的態度の形成を防ぐことを目指した。子どもの運動不足は世界的に深刻であり、身体不活動が生活習慣病のリスク因子となり得ることも示唆されている。このような状況下で、体育の授業は子どもにとって、貴重な運動機会であると同時に、運動への好意的態度を形成する場でもある。しかし、半数以上の中学校では持久走を競争的に扱っていたとの報告があり、このことが持久走に対する否定的態度の形成要因であるとの指摘がある。本実践を通じ、生徒に合う運動強度を意識させて持久走を行うことが、持久走嫌いを減らし、子どもが将来的にも有酸素性運動を継続するきっかけの一助となることが示唆された。
|