Project/Area Number |
22J00843
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 37010:Bio-related chemistry
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Research Institution | Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
吉永 直人 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2022-04-22 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Outline of Research at the Start |
褐藻は陸上植物よりも高い有機物産生能力を有していることから、有用物質産生場として注目を集めている。物質産生場として活用するためには、遺伝子工学を利用することが必要であるが、遺伝子工学ツールである核酸を褐藻に導入した例は未だ存在しない。そこで本研究では、低分子核酸であるsiRNAを褐藻に導入し、世界に先駆けて褐藻の遺伝子発現の制御を試みる。siRNA導入にはペプチドからなる高分子ミセルを利用する。高分子ミセルの細胞取り込みを促進するため、褐藻に発現しているボロン酸輸送体に認識されるボロン酸リガンドをミセル表面に修飾することで、高い細胞取り込み効率及び遺伝子サイレンシング効率を達成させる。
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