Project/Area Number |
22K00729
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Hakodate National College of Technology |
Principal Investigator |
阿部 恵 函館工業高等専門学校, 校長, 校長 (50342449)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 探究 / KOSEN技術者英語教育 / 国際自主探究 / グローバルエンジニア育成 |
Outline of Research at the Start |
本研究の構想は、高専教育におけるKOSEN技術者英語教育をグローバル社会で必要とされる中堅技術者の英語力に繋げることである。それに向けて、本研究者が中心となり7年間、海外の教育機関と協働で実施している「国際自主探究」のKOSEN英語教材開発および国際自主探究の教育効果の検証をし、研究成果をグローバル社会に還元することにある。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の構想は、高専教育におけるKOSEN技術者英語教育をグローバル社会で必要とされる中堅技術者の英語力に繋げることである。それに向けて、本研究者が中心となり8年間、海外の教育機関と協働で実施している「国際自主探究」のKOSEN英語教材開発および国際自主探究の教育効果の検証をし、研究成果をグローバル社会に還元することになる。高専教育で、15歳から国境を越えて海外の同世代の学生と協働で課題発見・解決ができるグローバル・エンジニア育成に向けて「国際自主探究」(グローバル探究)のKOSEN技術者英語教材の開発を目指して、令和5年度は下記を実施した。1)八戸高専で国際自主探究担当教員及び初等教育機関で探究に関わっていた教員と今後の国際自主探究(グローバル探究)に関する打ち合わせを継続的に行った。2)本研修者が令和4年4月付で八戸高専から函館高専に異動になったことから、研究を予定している海外の教育機関のシンガポールポリテクニックと令和5年9月に協定を締結して、海外教育機関からの協力体制を整えるとともに、現地調査を実施するにあたり支援体制を整えた。3)テマセクポリテクニックのDr.Rajaとグローバル探究等に関する打ち合わせを令和5年9月と令和6年3月(函館)で行った。4)タイのMs.Sarunportnとグローバル探究等に関する打ち合わせを令和5年12月と令和6年3月(函館)で行った。5)モンゴル高専で使用している英語教材の分析を行った。令和4年度と令和5年度の2年間で海外3カ国5校と協定を締結して、シンガポールとモンゴルでグローバル探究を実施し、日本人高専生が必要とする英語力について海外の担当教員と議論できたことは、グローバル探究活動に必要な英語教材を開発するにあたり求められる英語力が明確になった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の計画では令和4年度に海外3カ国の英語教材の調査を実施する予定であった。しかし、新型コロナ感染症拡大により、令和5年度前半まで海外に行って現地での調査ができない状況にあった。そこで、令和4年度と令和5年度前半は国際自主探究実施に向けた準備を行ったことから、令和5年度も研究実施への遅れの影響が出ている。海外の教育機関の担当者との対面での打ち合わせ等は令和5年度の年度途中からの実施となったことから、現地調査は令和6年度に実施予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍の影響で当初予定より1年半程遅れがでているため、令和6年度の実施内容は当初令和5年度に予定していた一部を含む下記の研究計画を実施予定である。1) Exploration of language(研究計画表の2-2):シンガポールのポリテクニックの探究活動とOversea Community Projectにおける内容・英語レベル調査及び教材開発に関する打ち合わせ。モンゴルの高専とタイのプリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール(PCSHS)チョンブリ校における英語教材調査と探究活動における英語教材開発等に関する打ち合わせ。2)Contextual realization(研究計画表の3):教材の具体的な内容のたき台を作成して、シンガポール、タイ、モンゴルの教員から意見・助言をいただく。3)Pedagogical realization (研究計画表の4-1):探究のKOSEN技術者英語教材の内容(アクティビティ等)の案を作成。4)八戸高専の国際自主探究(グローバル探究)に担当教員等との定期的な打ち合わせ。上記の実施により、本研究者がこれまで9年間、八戸高専と函館高専(令和4年度から)で実施している国際自主探究(グローバル自主探究)を軸としたグローバル社会における「課題発見(意見交換)→課題解決(議論)→提案」を海外のエンジニアを目指す学生たちと英語で行うための「国際自主探究」(グローバル探究)のKOSEN英語教材開発の研究を行い、教材作成に向けて内容の素案を作成する。
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