災害被災者の精神的健康に働きかける地域での対人交流プログラムの開発
Project/Area Number |
22K01977
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
石川 陽子 福島県立医科大学, 保健科学部, 講師 (80467761)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 博史 福島県立医科大学, 保健科学部, 教授 (00333956)
曽根 稔雅 福島県立医科大学, 保健科学部, 教授 (60515500)
籔脇 健司 東北福祉大学, 健康科学部, 教授 (20347280)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 災害支援 / 地域支援 / 集団活動 / 精神的健康感 / 被災者支援 / うつ / 不安障害 / 対人交流プログラム / 地域 |
Outline of Research at the Start |
被災後のうつや不安障害には対人交流が重要であると言われており,復興期にはサロン活動に代表されるグループ活動の場が提供されているが,人が集うことそのものが目的となっており,活動内容や集団構造,効果判定については検討に乏しく体系化されていない. 東日本大震災の被災経験者を対象者として「被災後にうつや不安状態が改善したと感じる対人交流エピソード」というポジティブな出来事についてデータを収集・分析し,被災者の精神的健康にポジティブに働く対人交流活動の要素を抽出し,その要素を含んだ対人交流プログラムを開発することによって,被災後のうつや不安障害の予防・軽減を目指す.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,災害被災者のうつや不安障害を予防・軽減する対人交流プログラムの開発を目的としている.今年度は被災者の属性や,災害復興期に精神的健康感を得た対人交流エピソードの量的・質的なデータを集積する調査に向けて1)研究分担者との研究会議,2)関連の先行研究のレビュー,3)研究協力自治体との連絡調整,4)倫理申請を行なった. 災害復興期における地域で実践される集団活動についてのスコーピングレビューを関連研究のレビューとして実施し,第56回日本作業療法学会にて発表した. フィールドとして予定していた福島県飯館村とは教育・研究における包括連携協定が締結され,研究実施の許可と郵送法または留置きによるアンケートやインタビュー調査によってデータを集積するための段取りについて具体的調整が行われた.村が発行する広報案内への同封発送と市民検診・サロン等での調査実施が今後行われる予定である.目標対象者数はアンケート調査については400件(回収率28%程度),インタビュー調査については10ー20件としており,十分に確保できる見込みであることが確認された. また,本学における倫理申請についても承認済みである(REC2022-039).
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
アンケート調査とインタビュー調査によって構成される収集データの妥当性・信頼性を確保するため,また,確実な実施を目指すために,フィールド調整との調整に時間を要している.
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Strategy for Future Research Activity |
多くのデータを効率良く収集できるよう,フィールドとの発送調整とインタビューの日程調整を迅速に行なっていく予定である.
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Report
(1 results)
Research Products
(11 results)