多文化共生社会に向けた身体表現活動ーデジタルコンテンツの活用と開発
Project/Area Number |
22K02385
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Wayo Women's University |
Principal Investigator |
弓削田 綾乃 和洋女子大学, 家政学部, 准教授 (90432038)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
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Keywords | 身体表現 / デジタルコンテンツ / 多文化共生 / 多文化共生社会 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、次の仮説を検証することを目的とする。 仮説:身体表現とデジタルコンテンツとの組み合わせによる多文化体験が、幼児の内面世界を豊かにし、多文化共生社会の土壌を育む。 具体的には、幼児の「身体表現」「デジタルコンテンツ」をキーワードに4つの課題を柱として、仮説を検証していく。1.既出の幼児向けデジタルコンテンツの内容構成の分析2. 保育施設での活動・活用状況の把握3.多文化との出会いと気づきを促すデジタルコンテンツと身体表現プログラムの作成4.保育施設での試行、その有効性・汎用性の検証 仮説の検証
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、身体表現とデジタルコンテンツの組み合わせによる多文化体験が、幼児の内面世界を豊かにし、多文化共生社会の一助となりうるという仮説を検証することを目的として進めている。具体的には、1.既出の幼児向けデジタルコンテンツの内容構成の分析、2.多文化との出会いと気づきを促すデジタルコンテンツと身体表現プログラムの提案、3.プログラムの検証を柱とする。 2023年度は、主に「2」に取り組み、「多文化との出会いと気づきを促すデジタルコンテンツと身体表現プログラム」の作成を目指した。デジタルコンテンツの素材については、日本の伝統的な芸能や遊びをテーマとして、多文化体験の観点からコンテンツにするための枠組みを検討した。これまでのデジタルコンテンツを検討した結果、異なる文化のモチーフが、子どもにとっての身近なモチーフに置き換えられている点、リズミカルで易しい動きの反復とバリエーションによってイメージを広げられる構成である点、一方的な視聴ではなく対話ややりとりが生まれる双方向型展開である点等が、子どもの多文化体験には重要であると考察した。 これを踏まえて、モチーフとして選んだのは、日本の盆踊りや世界の鬼ごっこ、また神話体系などである。これらをモチーフにしたストーリを考案し、身体表現遊びのデジタルコンテンツを企画中である。2023年度末時点で、まだ検討段階であるため、次年度に試行できるよう進めていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初は、2023年度中にデジタルコンテンツを作成し、2024年度に協力者を対象として試行する計画であった。しかし、コンテンツの内容の検討に時間がかかり、いまだ完成していない状況である。そこで、引き続き次年度の取り組み課題とし、協力者への試行をあわせて実施していく。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度には、引き続き「多文化との出会いと気づきを促すデジタルコンテンツと身体表現プログラムの作成」に取り組み、あわせて協力者に対して「それらの試行と有効性・汎用性の検証」を進めていく。また、それらの結果について、和洋女子大学紀要に論文投稿する。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)