Project/Area Number |
22K02891
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
山本 浅幸 愛媛大学, 教育学研究科, 特定教授 (70935741)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大西 義浩 愛媛大学, 教育学部, 教授 (00321480)
露口 健司 愛媛大学, 教育学研究科, 教授 (70312139)
遠藤 敏朗 愛媛大学, 教育学研究科, 教授 (80824036)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | ウエルビーイング / タブレット / 認知的スコア / 非認知的スコア / 家庭への持ち帰り / パネルデータ / CBTシステムの活用 / 授業開発 |
Outline of Research at the Start |
生徒の「認知的能力(テストスコア)」「非認知的能力(学習意欲等)」と「ウェルビーイング(主観的幸福感)」に視点をあて、家庭でのタブレット端末の有効な活用条件と方法を明らかにすることを目的とし、愛媛大学チームと教育委員会・学校が協働しながら、「家庭学習と連動した授業づくりなど、明確なカリキュラムへの位置付け」「教員研修の充実」「生徒の集団づくりによる取組状況の差異の抑制」「保護者の理解・協力の促進」を進め、 個別最適な学びと協働的な学びの実現を図る。
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Outline of Annual Research Achievements |
研究2年目として、1年目に実施した児童生徒アンケートの集計・分析を行い、研究地域の課題とまとめ、宇和島市教育委員会及び市内全小中学校に分析結果を還元した。12月には、宇和島市教育委員会の協力の下、市内の全教員へのアンケートを実施し、2月に分析結果を宇和島市教育委員会及び市内全小中学校に還元した。2月には、1年目に引き続き、児童生徒アンケートを実施し、パネルデータを作成した。児童生徒アンケートと、教員アンケート、学力診断調査結果の紐付けを行い、本研究の目標に沿った分析を進めているところである。2年目の分析から、次のような傾向があることが認められた。 ① 自尊感情・自己肯定感・学習エンゲージメント・ロールモデル・協働的な学び等が高い児童生徒は、幸福度を高い傾向があること ② 協働的な学びを実施している学校は、学力向上につながっている傾向があること③ ICTを活用した指導方法について、協働的な学びについては、課題があること ④ 先生の「丁寧に指導」から、児童生徒の学習エンゲージメント(主体性・対話性・探究性)を高める協働的な学びが必要であること
本研究成果を、日本学校改善学会、データ駆動型教育研究シンポジウムで発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究地域内の小中学校校長会での中間報告を実施し、研究への理解が深まり、データの収集が進んだ。 介入校での研修も着実に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
継続してデータの収集を行い、途中の成果を教育委員会や研究協力校へ還元しながら、連携関係をより強固なものにしていきたい。 データ駆動型教育の在り方について、先進地の取組を参考にしながら、よりよい研究を進めていきたい。
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