Project/Area Number |
22K05692
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 39060:Conservation of biological resources-related
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
徳本 雄史 宮崎大学, 研究・産学地域連携推進機構, 准教授 (60780153)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
市榮 智明 高知大学, 教育研究部自然科学系農学部門, 教授 (80403872)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 東南アジア / 植生回復 / 先駆樹種 / 金属元素蓄積量 / 先駆樹木 / 環境形成作用 / 種間相互作用 / 遷移後期樹種 |
Outline of Research at the Start |
東南アジア熱帯では過度な森林伐採やプランテーションなどの開発とその後の土地の放棄により植生の回復に時間のかかる荒廃地が多く存在する。荒廃した土地における土壌改良や植生回復速度の向上といった熱帯地域の持続的な開発の促進を目指し、本研究では荒廃地に生育できる先駆樹種の金属元素蓄積量、生理機能、根からの滲出物といった樹種が持つ生態系内での機能と、先駆樹種群と遷移後期樹種との相互作用系(競争―促進関係) を解明する。上記の調査結果を東南アジアの荒廃地の復元と植生回復のための基礎的知見となし、荒廃土壌の改良や植生遷移の速度上昇など当該地域の持続可能な開発の促進を図る。
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Outline of Annual Research Achievements |
東南アジア熱帯では過度な森林伐採やプランテーションなどの開発とその後の土地の放棄により植生の回復に時間のかかる荒廃地が多く存在する。荒廃した土地 における土壌改良や植生回復速度の向上を目指し、本申請研究では荒廃地に生育できる先駆樹種の生態系内での機能(種特性や環境形成作用)と、遷移後期樹種との相互作用系(成長などの競争―促進関係)を解明することを目的としている。生態系内での機能としては植物器官に含まれる金属元素蓄積量、乾燥耐性や根からの滲出物を明らかにする。遷移後期樹種との相互作用系は、ポットなどでフタバガキ科などの遷移後期種と先駆樹木種の混植実験を行い、植栽による組み合わせがターゲットとなるフタバガキ科樹木の成長量にどのように影響を及ぼすかの評価を行う予定である。今年度はマレーシア・サラワク州における研究許可の認可機関の変更に伴った新たな研究許可取得のため、現地カウンターパートとの継続的な協議を行った。また未発表を含む東南アジア熱帯の再造林についての研究レビューを行った。昨年度実施した金属元素蓄積量の追加評価や、乾燥耐性、根からの滲出物の調査、植栽実験などの現地調査については、研究許可を取り直した後になるべく早めに調査を開始したい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
未発表論文等熱帯再造林についてのレビュー等を行ったが、現地調査については研究調査許可に関して現地カウンターパートと継続協議中であるため、やや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度以降には現地渡航ができる可能性があるため、現地調査を速やかに実施できるように準備を進める。昨年度に取得したデータの解析や既存研究レビューなどについて結果を発表できるよう、引き続き研究を進める。 また現地での調査は樹木の生育などを確認するために時間がかかるため、研究を1年間延期することも視野に入れている。
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