Establishment of a novel therapeutic strategy for esophageal squamous cell carcinoma with the combination of trifluridine and Wee1 inhibitor
Project/Area Number |
22K07960
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 53010:Gastroenterology-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
大橋 真也 京都大学, 医学研究科, 特定准教授 (20435556)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 合成致死 / 食度扁平上皮癌 / トリフルリジン / Wee1阻害 / DNA修復応答 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、FTD投与により誘導されるDNA修復シグナルをWee1阻害剤で遮断する治療戦略が食道癌細胞に対して有効な抗腫瘍効果を示すか検討する。さらにFTDとWee1阻害剤の併用治療に放射線治療を組み合わせることで抗腫瘍効果がさらに増強するか検討する。本研究は、今後の食道扁平上皮癌治療に対する新規治療法開発の基盤となる基礎研究である。
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Outline of Annual Research Achievements |
in vitroの実験として、食道扁平上皮癌由来のTE11R細胞を用い、Wee1をshRNAによりノックダウンさせた細胞(TE11R-shWee1 KD細胞)を作成し、ノックダウン効果をWestern blotで確認した。Wee1ノックダウン細胞は2系統作成した。FTDを親細胞またはWee1ノックダウン細胞の培養液に添加し、殺細胞効果をWST1アッセイで評価したところ、Wee1ノックダウン細胞の2系統のどちらにおいても有意にFTDに対する殺細胞効果が高まることが明らかとなった。またDNA障害の程度についてもg-H2AX発現で評価したところ、Wee1ノックダウン細胞の2系統どちらにおいても、親細胞よりも発現が上昇し、Wee1発現低下細胞でFTDのDNA障害が増強することをWestern blotで示した。in vivoの実験として、これらの細胞をヌードマウスに皮下移植して作成したxenograft腫瘍に対してFTDを投与し、抗腫瘍効果を検討したところ、Wee1ノックダウン細胞2系統どちらのxenograft腫瘍においても、親細胞由来のxenograft腫瘍よりもFTDの抗腫瘍効果が有意に増強することを明らかにした。次に食道癌患者由来のPDX腫瘍を作成し、FTDとWee1阻害剤(AZD1775)を投与して抗腫瘍効果を検討したところ、FTDとAZD1775の併用治療は、コントロールと比較し、有意に高い抗腫瘍効果を示すことを明らかにした。また、免疫染色により、Ki67発現について検討すると、FTDとAZD1775の併用治療群では有意にKi67発現が減少し、抗腫瘍効果が高いことを明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
おおむね計画書通りにin vitro, invivoの研究成果が出ているため
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Strategy for Future Research Activity |
今後は放射線治療との併用療法に関するin vitro, in vivoデータを取得し、臨床応用計画を立案する予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)