Project/Area Number |
22K08897
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55020:Digestive surgery-related
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
社本 智也 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (00592502)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齊藤 健太 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (10770240)
松尾 洋一 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (40381800)
今藤 裕之 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (80790641)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | Gem耐性膵癌 / 血管新生 / Zerumbone |
Outline of Research at the Start |
膵がんに対する化学療法の問題点として、ゲムシタビン(Gem)に対する耐性化があげられる。我々はGem耐性の膵がん細胞株の樹立に成功しており、耐性化に伴い獲得される因子について、さらなる検討を行う。また、Gem耐性化に伴い、NF-κB活性が亢進していること、natural productであるZerumboneが、NF-κB活性を抑制し、膵がんの血管新生を低下することを証明しており、Gem耐性株に対して、Zerumboneが有効な治療法になりうるか検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
膵がんに対する化学療法の問題点として、ゲムシタビン(Gem)に対する耐性化があげられる。我々はGem耐性の膵がん細胞株の樹立に成功した。Gem耐性化に伴い獲得される因子について網羅的に検討し、Gem耐性化に伴いNF-κB活性が亢進すること、血管新生因子であるCXCL-8/IL-8の発現が亢進していることを証明した。NF-κBは膵がんにおいて血管新生能や肝転移能など腫瘍の悪性度と相関する、重要な治療ターゲットである。 また我々は、natural productであるZerumboneが、NF-κB活性を抑制し、膵がんの血管新生を低下することを証明しており、Gem耐性株に対して、Zerumboneが有効な治療法になりうるかを、in vitroからin vivoにわたり、検討予定である。 今後は、Gem耐性化による血管新生因子の分泌、血管新生能の獲得、Zerumboneの効果について、段階を経て検討していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ゲムシタビン耐性株の継代に成功している。Gem耐性化により、NF-κB活性が亢進していることを、NF-κB Transcription Factor Assay Kitを用いて測定し、確認した。また、耐性化によりCXCL8/IL-8の発現亢進を確認している。
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Strategy for Future Research Activity |
Gem耐性化に伴い、血管新生の各段階におけるGem耐性による変化とZerumboneの効果を検討する。 Zerumboneによる膵がん細胞および血管内皮細胞の増殖能の変化の検討 、ZerumboneによるVECの浸潤能の変化の検討 、 VECの管腔形成能の変化の検討結果を踏まえ、in vivoでの実験を行う。
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