Project/Area Number |
22K09211
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56010:Neurosurgery-related
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
山田 紘史 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (90727489)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山中 智康 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (20865133)
間瀬 光人 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (60238920)
菅 博人 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (80789305)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 正常圧水頭症 / 脳機能画像 |
Outline of Research at the Start |
iNPHは認知量の5%を占めるとされる。髄液シャント術で症状が改善するが、高齢や他疾患の背景から、治療効果が一定せず、治療を躊躇われる場合も多い。本研究は、安静時機能的MRI(rs-fMRI)を用い、iNPH診療において、①神経症候(高次脳や運動機能)と術前rs-fMRIでの異常な脳内ネットワークとの関係性、②術後改善する神経症候とrs-fMRIでの変化との関係性を評価し、「病態および治療の要となる脳機能ネットワークの異常とは何か」を検証する。iNPH診療における手術による脳機能改善効果を予測する指標として、rs-fMRIが簡易で非侵襲的な新しいイメージングバイオマーカーとなる可能性がある。
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Outline of Annual Research Achievements |
特発性正常圧水頭症(iNPH)は手術介入により症状や生活の質の改善が期待できる疾患である。診断には脳の形態画像や髄液排出試験の反応性を用いるが、高齢などの患者背景が診断や手術の適応決定を躊躇させてしまう場合も散見される。本研究の目的は、臨床的に主観的評価となりやすいiNPHの治療効果(脳機能改善)を画像解析により示すことである。評価には、機能的結合ネットワークを簡便に評価しうる安静時機能的MRI(rs-fMRI)を用いる。①神経症候(高次脳や運動機能)と術前rs-fMRIでの異常な脳内ネットワークとの関係性、②術後改善する神経症候とrsfMRIでの変化との関係性を評価し、「病態および治療の要となる脳機能ネットワークの異常とは何か」を検証する。研究結果は、iNPH患者における手術による脳機能改善効果を予測する指標として、簡易で非侵襲的な新しいイメージングバイオマーカーとなる可能性がある。 研究の進捗状況としては2023年度までに患者例35症例のデータ収集が得られた。得られたデータによる解析を順次進めており、2024年度はデータ解析の結果(グループ解析)をまとめ、報告を予定している。一方、健常者例のデータ収集については進捗が滞っており、2024年度の課題である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究は、患者例及び健常者例を対象とする研究である。患者例については、比較的順調に症例蓄積が得られているが、健常者例のデータ蓄積については、協力者確保の諸手続きなどに時間を要しており、やや遅れている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
患者症例のデータ蓄積は比較的順調であり、患者症例(水頭症患者例vs非水頭症患者)についての解析をまずは進める。データ収集が滞っている健常者例については、引き続き協力者を募り、データの収集に併行して解析を進め、研究成果として健常者例との比較解析も行う予定である。
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