オンライン教材「看護職の夜勤交代制・長時間勤務改善アクションクエスト」の開発
Project/Area Number |
22K10738
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
奥 裕美 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (80439512)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
相澤 恵子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (40520771)
佐々木 菜名代 浜松医科大学, 医学部附属病院, 看護部長 (90816464)
浅田 美和 聖路加国際大学, 聖路加国際病院, ナースマネジャー (20720874)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 夜勤交代制勤務 / 長時間勤務 / 質改善活動 / 看護師 / 夜間勤務 / 看護職 / 教育教材 / 業時間勤務 |
Outline of Research at the Start |
日本では多くの看護職が、諸外国では見られない「長時間(16時間)夜勤」や、疲労が蓄積しやすいと言われる「頻繁に勤務時間帯が変わる交代制勤務(日勤をした翌日に夜勤をするなど)」といった心身への負担が大きい勤務形態で働いている実態がある。そこで本研究は、看護職にとって有益な、交代制勤務や長時間労働がもたらす医療・患者安全上のリスクとリスク軽減につながる戦略に関する知識を深めるオンライン学習教材を作成し、教育効果の検証を行う。具体的には①最新の交代制勤務と疲労に関する情報を整理し、②勤務計画(シフト表)作成を含む職場環境マネジメントを支援する看護職の労務管理に関する内容を含む実践的な教材とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度に実施した文献検討等をまとめ、看護職のための夜勤・交代制勤務に関する教材(アクションクエスト)を作成し、パイロットテストを実施した。本来、オンラインで活用できる教材を作成する予定であったが、研究協力機関と調整のうえ、講義の様子を撮影し、その動画を協力機関内のコンピューター上で自由に閲覧できるようにした。さらに、同機関の1病棟(A病棟)の看護師を対象とした介入研究を実施した。介入研究は、研究当初予定したアクションクエスト(教材)の効果を測定するものから発展させ、同病棟における夜勤時間短縮(16時間から12時間)プロジェクトのプロセスを支援する、実装研究の手法を参考に行う質改善プロジェクトとした。 A病棟のある研究協力機関の研究倫理審査委員会による承認ののち、2024年1月よりプロジェクトを開始した。プロジェクトの効果アウトカムは、夜勤・交代制勤務のリスクに関する正しい知識の獲得の有無、自覚的疲労感、睡眠週間、ワーク・ライフ・バランス、運転・通勤中のヒヤリハットの有無、超過勤務時間、業務時間中のインシデントの件数、ナースコールの鳴動件数と反応時間とし、実装アウトカムは実行可能性(アクションクエストに基づいた勤務計画表作成の有無)、適切性(アクションクエスト内容の適切さ、アクションクエストに基づいた勤務計画表の適切さ)、受容性(アクションクエスト動画に対する満足度、アクションクエストに基づいた勤務計画表に対する満足度、看護師の家族の勤務計画表に対する満足度)、到達度(教育プログラムを受講した看護師の数、アクションクエストに基づく勤務計画が作成された数)とした。 プロセスは1ヶ月を1クールとして、月ごとに必要な調査およびプロジェクト会議を実施し、必要なフィードバックと修正を重ねている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年度に行う予定であったアクションクエストのオンライン教材化に先んじて、ベータ版ともいえる教材を使用した介入研究を実施したが、研究データの収集は2024年6月ごろまでに終了し、教材のオンライン化を2024年度に実施予定であるため。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度より継続している介入研究のデータ収集を6月ごろを目途に終了し、データ分析を行いつつ、教材をオンライン化する。できるだけ使いやすく、内容が伝わりやすい教材作成を目指す。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)