Project/Area Number |
22K11152
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | University of Kochi |
Principal Investigator |
小原 弘子 高知県立大学, 看護学部, 講師 (20584337)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大川 宣容 高知県立大学, 看護学部, 教授 (10244774)
森下 幸子 高知県立大学, 看護学部, 准教授 (40712279)
池田 光徳 高知県立大学, 看護学部, 教授 (70212785)
山本 かよ 高知県立大学, 健康長寿センター, 特任助教 (90737446)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 高齢者 / 在宅療養 / 救急 / 看護 / 訪問看護師 / 急変時対応 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、まず、高齢在宅療養者の急変時における訪問看護師の判断と対応を明らかにする。結果より、高齢在宅療養者の急変対応に必要な知識・技術を明らかにし、遠隔教育プログラム(案)を作成する。遠隔教育プログラム(案)について、在宅医療および救急医療に関わる医師・看護師、救急隊とのグループ討議にて洗練化した後、訪問看護師に実施、評価、最終案を作成する。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、高齢在宅療養者の急変時における訪問看護師の判断と対応を明らかにした。訪問看護師経験3年以上で、高齢在宅療養者の急変対応の経験のある高知県内・外の訪問看護師8名に60分程度の面接調査を実施した。面接調査の内容は、年齢・疾患など事例の概要、対応の経過(どのような情報から身体状態をアセスメントし、緊急度および救急搬送の必要性を判断したか、療養者と家族にどのように説明し対応したか、救急隊や医療機関と搬送に向けてどのように調整したか、その転帰)であった。面接内容は、質的記述的に分析した。対象となった訪問看護師8名について、訪問看護師経験年数は3~16年であり、そのうち4人が在宅看護専門看護師であった。語られた事例は、がん末期、慢性心不全、ALSなど多様であった。訪問看護師は、訪問時に声をかけながら意識や呼吸様式を確認し、いつもと異なる状態であることを判断していた。その後、バイタルサインの計測や詳細観察を行いながら、普段の値や状態とを比較し、救急搬送の必要性を判断していた。救急搬送必要性の判断において、訪問看護師は、病院での医学的介入がないと生命の危険性が生じることを予測していた。療養者と家族には、救急搬送が必要であることとその根拠について、要点をまとめたうえで包み隠さず端的に伝え、救急搬送の納得を得るようにしていた。救急隊の到着まで、意識と呼吸状態を確認しつつ安楽な体位の確保や声掛けを行っていた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度、予定していた面接調査が終わり、高齢在宅療養者の急変時における訪問看護師の判断と対応を明らかにすることができた。教育プログラム案作成に向け、高齢在宅療養者の急変対応に必要な知識・技術も現在明らかにしようとしている。このことから、教育プログラム案作成に向け、おおむね順調に進展していると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
現在明らかにしている高齢在宅療養者の急変対応に必要な知識・技術をもとに、事前・事後学習、講義、シミュレーショントレーニング、グループ討議で構成される、遠隔教育プログラム(案)を作成する予定である。
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