脳卒中患者の病型および病期に応じた排尿自立支援に必要な基盤指標の確立
Project/Area Number |
22K11226
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
正源寺 美穂 金沢大学, 保健学系, 准教授 (80345636)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 脳卒中 / 排尿自立支援 / 下部尿路症状 / 排泄動作 / 地域連携パス / データベース |
Outline of Research at the Start |
脳卒中患者が再度自立して排尿できるためには、急性期から生活期を見据えた継続的排尿自立支援が必要であり、多職種が脳卒中連携パスを介して、排尿自立に関する情報共有および連携した支援を図る必要がある。そこで本研究は、脳卒中患者の病型および病期に応じた継続的排尿自立支援に必要な基盤指標の確立を目指す。そのため、①脳卒中連携パスから脳卒中患者の下部尿路機能障害と排泄動作の推移を明らかにし、②脳卒中の病型および病期に応じた排尿自立に必要な基盤指標の確立、③基盤指標を加えた脳卒中連携パスによる継続的排尿自立支援の有効性検証を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
脳卒中患者は、発症後に運動機能や高次脳機能が障害され、排泄動作を自立して行うことが困難になる。加えて、中枢神経系が障害されるため、発症直後には、残尿や尿閉などの尿排出障害、その後脳浮腫が軽減してくると、頻尿や尿意切迫感、尿失禁などの蓄尿障害が生じることが多い。これらの排泄動作や下部尿路症状を改善し、再び自立して排尿できるようになるためには、専門的な治療や検査、日常生活動作(Activity of daily living; ADL)に対するリハビリテーションなどが必要で、急性期から生活期への排尿自立支援の継続が重要となる。 本研究の目的は、脳卒中患者の病型および病期に応じた継続的排尿自立支援に必要な基盤指標の確立することである。 補助事業の期間内に、①脳卒中地域連携パスから脳卒中患者の下部尿路症状と排泄動作の推移を明らかにし、②脳卒中患者の病型および病期に応じた継続的排尿自立支援に必要な基盤指標を確立したのち、③基盤指標を加えた脳卒中地域連携パスによる継続的排尿自立支援の有効性検証を行う予定である。2023年度は、2022年度に引き続き、脳卒中患者の下部尿路症状と排泄動作の推移を脳卒中地域連携パスから明らかにすることを目的とした。2009~2023年に1地域の脳卒中地域連携パスに登録された脳卒中患者を対象に、後方視的観察研究としてデータ収集を行い、排尿自立に関する変化について分析を重ねている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1地域の脳卒中地域連携パスから、脳卒中患者の下部尿路症状と排泄動作の推移についてデータ収集し、分析を重ねている。
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Strategy for Future Research Activity |
脳卒中患者の病型および病期に応じた排尿自立支援に必要な基盤指標の確立にむけ、後方視的観察研究(横断調査)から得た結果をもとに、脳卒中治療やケア、コンチネンスケアに関するエキスパートらと協議する。
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Report
(2 results)
Research Products
(15 results)