Examination of physical education contents from the view of constructivism: Focused learner's drawing analysis
Project/Area Number |
22K11673
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59030:Physical education, and physical and health education-related
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
松本 奈緒 秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (30364699)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 描画分析 / インタビュー / 構成主義 / 体育の学習内容 / 学習者の認知 / 質的研究 / 海外との交流 |
Outline of Research at the Start |
学校体育において、授業のアカウンタビリティーが問われ、体育で学習者が何を学習しているのか研究調査に基づいたエビデンスの提出が求められている。本研究では,構成主義の視点から体育の学習者である子どもの獲得概念をビジュアルメソッドである描画分析とインタビューを組み合わせた方法で明らかにする。本研究の結果、子どもが書いた描画というエビデンスが得られ、子どもの学習経験や解釈に基づいた体育の学習内容を明らかにできる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は5ヵ年計画のプロジェクトの2年目である。 描画分析についての情報収集を7月のAIESEP International Conference 2023(Chile)において描画分析や質的研究の情報収集を行った。また、その国際学会にて、共同研究者のリメリック大学のDr. Ann MacPhailと研究のスケジュールや方向性について打ち合わせをすることができた。 6月から7月には、協力校である附属小学校において、中学年(4年生)と高学年(5年生)の陸上運動、ハードル走での描画分析、及び、インタビューのデータ収集を実施した。中学年(4年生)に関しては、夏の大雨の影響で学校閉鎖になり、データ収集の予定変更を余儀なくされた。 また、9月には共同研究大学であるアイルランドリメリック大学に訪問、3週間の滞在を実施し、共同研究者のDr. Ann MacPhailに研究の方向性やまとめ方について示唆を得た。さらに、リメリック大学図書館において、豊富な英語圏の文献の中から質的研究の文献を調査し、また、描画分析や関連の研究についての最新の知見について調査した。質的研究についての文献から内容分析やヴィジュアルメソッドを用いた研究の位置づけ、インタビュー調査についての位置づけについて整理できた。また、新しい描画分析についての研究を入手することができた。 また、現在、6月から7月にデータ収集した陸上運動領域(ハードル走)の描画データを分析している。分析の手ごたえとして、児童はハードリングを成功させるために多様な視点から工夫し、問題解決を実施している記述がみられた。現在分析中であるが、来年度早々、国際学会にて発表する予定であるので、随時分析を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定していた描画分析や質的研究の情報収集ができた。また、研究協力者と国際学会でのミーティングや大学を訪問し対面での打ち合わせができ、今後の研究の進め方やまとめ方について大きな示唆が得られたため。また、今年度取得予定であった体育の陸上運動領域の実践において描画とインタビューデータの取得ができた為。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は2023年度までの成果の一部を国際学会にて発表する。また、予定通り、小学校陸上運動領域の実践について、描画とインタビューデータを取得する予定である。2023年度大雨の影響でデータ収集の予定変更の分は2025年度以降交渉の上収集する予定である、
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)