妊娠切望期から育児期における女性の意思決定支援に向けた情報ニーズの体系化
Project/Area Number |
22K12728
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 90020:Library and information science, humanistic and social informatics-related
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Research Institution | Setsunan University |
Principal Investigator |
井田 歩美 摂南大学, 看護学部, 教授 (70549203)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
温井 祥子 (美甘祥子) 京都先端科学大学, 健康医療学部, 准教授 (10613804)
平 博順 大阪工業大学, 情報科学部, 教授 (20396146)
片岡 久美恵 岡山大学, 保健学域, 准教授 (20613780)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 情報ニーズ / 妊娠切望期 / 妊娠期 / 育児期 / 意思決定支援 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,株式会社ベネッセコーポレーションより提供を受けた10年分のデータ(口コミサイトへの投稿内容)を分析し,不変的かつ普遍的な情報ニーズと社会情勢を反映したトピック(話題)に関連した情報ニーズを体系化することで,妊娠切望期から育児期における女性の意思決定支援に向けた情報提供への基礎的資料とし,意思決定に向けた支援への具体的方策の構築を図る.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、株式会社ベネッセコーポレーションが管理・運営していた(2022年1月末サービス終了)口コミサイト『ウィメンズパーク』への投稿内容10年分を統合、分析し、妊娠切望期から育児期にある女性の情報ニーズを体系化することである。 2023年度は、ベネッセコーポレーションより提供を受けている大規模データを統合した上で統計処理、自然言語処理のためのクリーニングを行い、テキストマイニング分析に先駆的に取り組んでいる技術者からのコンサルティングを受け、新たな分析方法への示唆を得た。 妊娠期では、前期、中期、後期各期に属性を分類し「特徴語」や「特徴表現」を抽出したり、好評語(ポジティブなイメージをもつ単語)や不評語(ネガティブなイメージをもつ単語)の頻度を抽出することで、情報ニーズを明らかにしているところである。引き続き、他の分析を行うことで、普遍的な情報ニーズと社会情勢を反映したトピック的な情報ニーズの明確化を行う予定である。 加えて、COVID-19感染拡大下における妊婦の不安や困惑について明らかにしたことを、論文投稿により公開した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
大学における担当領域内での休職者および退職者の未補充により、担当講義時間数、実習担当時間数増加のため、当初予定していたエフォート確保ができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、前年度に始めたデータ分析を継続して実施して導き出された結果を研究分担者とともにディスカッションすることで、考察を深めていく予定である。併せて、大規模データの分析については、適時、より専門性の高い技術者からのコンサルティングを受けることで、精度を高める。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)