Development of a new research evaluation method by analyzing changes in altmetrics over time and the process of citing papers
Project/Area Number |
22K12732
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 90020:Library and information science, humanistic and social informatics-related
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
松本 馨 富山大学, 学術研究部教育研究推進系, 准教授 (20876114)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 雅生 東京工業大学, 企画本部, 教授 (20284549)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | オルトメトリクス / PlumX / 研究評価 / データ分析 / Institutional Research / Altmetrics / 被引用数 / 行動履歴 |
Outline of Research at the Start |
オルトメトリクスの経年変化を分析してその特性を明らかにし、新たな研究評価手法の確立を目指す。オルトメトリクスはソーシャルメディアなどのウェブサービスを活用して研究成果のインパクトを定量する新たな研究評価指標であり、ウェブ上の人々の行動履歴をもとに自動集計される。 本研究では、オルトメトリクスの1つであるPlumXを調査対象とし、指標値を自動取得するシステムを開発して長期にデータを蓄積し、指標値の経年変化を分析する。併せて研究者へのアンケート調査を実施し、研究者が論文引用に至るまでのプロセスを明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、PlumX(オルトメトリクス)データ収集システムの開発と導入、運用を開始した。当初、研究分担者の所属組織内でデータ収集を行う計画であったが、研究代表者の所属組織でもPlumXが利用可能になったため、研究代表者の研究室内にデータ収集用PCを設置してデータ収集環境を構築した。その結果、開発期間を短縮することが出来たため、予定よりも早いタイミングでデータ収集を開始した。 しかし、利用しているサービスのAPIに不具合があってエラーが発生し、不正値が連続出力される問題があることが分かった。そこで、サービス提供元に問い合わせをして情報提供し、不具合が修正されたため、現在は不正値が発生しない状況になっている。エラーで出力されてしまった不正値の修正は手作業で行う必要があったため、修正にはかなりの時間を要した。改めて、不正値の含まれないクリーンなデータを収集することも検討している このデータ収集に関して「第11回 大学情報・機関調査研究集会(会場:専修大学)」にて研究発表「オルトメトリクスデータ収集ツールの開発とデータ分析の試行」を行い、最初期におけるデータの分析結果を報告した。 その後もデータの蓄積を続けており、現在は合計で10万件以上の論文のオルトメトリクスデータを毎週収集し、週次での変化を追跡することが出来るようになっている。これに加えて、各論文に紐付いた属性情報と組み合わせた分析が行えるようになる見込みである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究代表者の所属組織でデータ収集を行う環境が構築出来たため、開発期間を短縮することが出来、早いうちにデータ収集を開始することが出来た。その後、APIの不具合でエラーが発生することが分かったが、サービス提供元への問い合わせの結果、解消し、現在、そのエラーは修正されている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も、引き続きデータの収集を続けて長期の変化を観測出来るようにする。さらに、2023年度には、研究者向けのアンケート調査を実施し、オルトメトリクスデータによる結果とアンケートによる結果を突き合わせて分析、検討が出来るようにする予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)