| Project/Area Number |
22K15613
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Review Section |
Basic Section 50020:Tumor diagnostics and therapeutics-related
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| Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
阪本 大輔 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (00809171)
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| Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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| Keywords | サンプル採取 / マウスモデル作製 / 免疫組織染色 / CD276 / Metastasic brain tumor / Macrophage |
| Outline of Research at the Start |
薬物療法を中心としたがん治療の発展に伴い、進行がんの治療成績は向上した。転移を制御する重要性がより増加した。近年、がんの増殖・浸潤・転移の過程において免疫系の関わりが明らかとなり、特に微小転移巣における慢性炎症状態が腫瘍増大に関与している。我々の先行研究の結果、肺癌脳転移組織内でM2マクロファージが集積していることが判明した。更に、免疫チェックポイント分子CD276等の発現亢進も明らかとなった。本研究では脳転移組織と脳転移マウス実験モデルを用いてM2マクロファージの病態解析を行い、CD276発現マクロファージを標的とした転移性脳腫瘍に対する新規免疫学的アプローチを検討する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
1. 本研究では、臨床的に、転移性脳腫瘍をよく再現するマウスモデル作製の確立と、免疫チェックポイント分子であるCD276を発現するM2マクロファージを主体とする慢性炎症の関与を明らかにし、これら細胞・組織群に対する標的分子の治療効果を臨床に近い形で検証する実験系を立案した。使用するマウスモデルについて既に作成済みであるが、今後もさらに、本研究により最適化されたモデル作成を目指している。 2. すでに、先行研究において、転移性脳腫瘍症例の血中M2マクロファージでの免疫チェックポイント分子CD276の発現亢進を見出しているが、転移性腫瘍組織における免疫チェックポイント分子CD276発現状況についてはこれまでの報告は少なく、これらを検証するべく、予備研究として計画している。 3. 2022年度は、モデルマウスの最適化及び、これらより脳組織を採取し、フローサイトメトリー解析、トランスクリプトーム解析、網羅的サイトカイン解析を行い、さらに、マウス糞便および腸管内容物は腸内細菌叢解析に供する予定であったが、持続継続的な実験が困難であったため、2023年度以降にこれらを開始し、得られるデータを統計学的に解析していく予定である。 4. 2024年度以降においては、臨床的に転移性脳腫瘍において、免疫チェックポイント分子CD276を発現するM2マクロファージを主体とする慢性炎症の関与を明らかにするため、脳転移組織サンプル採取を行なうことを計画している。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2022年度、研究者である阪本が国内留学のため実験遂行(マウスモデル脳組織の採取及びその解析など)が困難であったことが影響しており研究進捗が遅れている。
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| Strategy for Future Research Activity |
引き続き、転移性脳腫瘍組織サンプルの採取を行い、免疫学的手法を用いた解析を行なっていく。並行して、モデルマウス作製と、その脳組織採取を行い、フローサイトメトリー解析、トランスクリプトーム解析、網羅的サイトカイン解析などデータ取得を目指す。
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