Project/Area Number |
22K16098
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 53020:Cardiology-related
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
西村 卓郎 東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 助教 (20760028)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 心室性不整脈 / リエントリー性頻脈 / 高密度マッピング / 心室頻拍 |
Outline of Research at the Start |
器質的心疾患に合併する心室頻拍に対するカテーテルアブレーション治療の有効性は広く 知られている。近年、高密度マッピングを用いて心室頻拍のリエントリー回路の構造を解析した報告が複数なされており、カテーテルアブレーションの成績の向上に大きく貢献している。しかし、これまでの報告の大部分は単形性心室頻拍のリエントリー回路の解析である。多形性心室頻拍(pleomorphic VT)の回路については不明な点が多く、最適なアブレーション部位や不整脈基質の修飾方法は確立されていない。本研究が多形性心室頻拍のメカニズムの解明に寄与し、アブレーション治療成功率が大きく改善することが期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
2024年5月までに、本研究の対象となる患者を30名エントリーした。症例数は十分得られたと考えられる。データ解析は日本とアリゾナ大学で共同で行っており、共同研究者のRoderick Tung教授にも協力していただき解析している。QRS波形の変化と頻拍周期の変化については、リエントリー回路が心筋層内を含んだ3次元的な回路で起こっており頻拍のwavefrontが心筋層内にどの程度伝導しているか、によって変化が生じている可能性が示唆されされている。023年5月に米国で開催されたHRS2023にて発表しており、現在英文誌に投稿するための論文を作成中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究の対象なる患者は30例集まっており、研究目的を達成するためのデータ集積は順調に進んでいる。現在英文誌に投稿するための論文を作成中である。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画は変更なく今後さらなるデータ集積を行い、解析を進めていく。
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