Project/Area Number |
22K16672
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 56010:Neurosurgery-related
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Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
立林 洸太朗 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (90759127)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 後縦靭帯骨化症 / リン酸化プロテオミクス解析 / 間葉系幹細胞 / 頚椎後縦靭帯骨化症 |
Outline of Research at the Start |
指定難病である脊椎後縦靱帯骨化症 (OPLL) の 発症/進行を制御しうる治療法はいまだ存在しない。ただしその機序に関しては、後縦靭帯に存在 する間葉系幹細胞 ( MSC) が異常分化することで異所性骨化が生じるとい う説がある。OPLL 症例では後縦靱帯に慢性炎症が生じており、近年は慢性炎症と腸内細菌叢 (microbiome) との関連も示唆されるようになった。これらの知見より、我々は腸内細菌叢異常 (dysbiosis) およびその代謝産物変化が後縦靭帯における慢性炎症を惹起し、同部位に分布する MSC の骨性分化が誘導されると推測した。この仮説を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
2022 年度はOPLL 確定診断例あるいは非OPLL 頚椎症例に前方固定術を行った場合、術中にサンプル採取を行う予定であった。後縦靭帯組織を液体窒素に冷凍保存し、規定のサンプル数を採取後にリン酸化プロテオミクス解析に供する予定としている。現在6例の患者サンプルを保存しており、今後最低2例のサンプルを追加する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
一定以上のサンプルを収集後にリン酸化プロテオミクス解析を実施する予定であり、現状充分なサンプル数が採取できていないため進捗が遅れている。最近になってコンスタントにサンプルが収集できてきているため、今後研究計画に従って、研究を進めていく予定としている。
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Strategy for Future Research Activity |
できるだけ早い段階で規定のサンプル数に到達し、リン酸化プロテオミクス解析をまず行う。この結果をもとに次のステップへと移っていく予定である。
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