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造血器腫瘍患者へのリハビリテーション治療法開発に向けた身体機能変化の原因解明

Research Project

Project/Area Number 22K17580
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
Research InstitutionHyogo Medical University

Principal Investigator

曽田 幸一朗  兵庫医科大学, リハビリテーション学部, 助教 (10877880)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Keywords造血器腫瘍 / サルコペニア / 超音波画像診断装置 / 筋輝度 / 筋酸素代謝能 / 筋酸素代謝態
Outline of Research at the Start

造血器腫瘍の治療の一つである造血幹細胞移植を受ける患者の場合,約50%の患者が治療前の段階でサルコペニアを合併していると報告されている.サルコペニアを合併すると,化学療法の奏功性が低下する事や副作用が強く出る事も報告されており,サルコペニアを予防することが重要である.しかし,がん患者では悪液質によりサルコペニアと類似した状態に陥ることもあり,その病態の解明が必要である.本研究では,骨格筋病態に着目し,超音波画像診断装置と生体電気インピーダンス法,近赤外分光法により骨格筋を量的,質的に評価することで,その病態を明らかにする事を目的とする.

Outline of Annual Research Achievements

造血器腫瘍の治療の一つである造血幹細胞移植を受ける患者の場合、約50%の患者が治療前の段階でサルコペニアを合併していると報告されている。サルコペニアを合併すると、化学療法の奏功性が低下する事や副作用が強く出る事も報告されており、サルコペニアを予防することが重要である。しかし、がん患者では悪液質によりサルコペニアと類似した状態に陥ることもあり、その病態の解明が必要である。本研究では、骨格筋病態に着目し、超音波画像診断装置と生体電気インピーダンス法により骨格筋を量的、質的に評価を行い、近赤外分光法で骨格筋酸素代謝能を評価し、その病態を明らかにする事を目的としている。2022年度に引き続き2023年度も、COVID-19の蔓延も継続しており、研究実施機関での感染対策としての免疫機能が低下し、感染しやすい状況にある造血器腫瘍患者に対して、接触制限も加わったことから、進捗状況は予定よりも遅れている。現在は、関係各所と連携を取りCOVID-19が蔓延している中でも測定が可能となるよう、環境整備が整ったところである。
本研究では継続して実施し、2024年度末までに、造血器腫瘍患者の入院時または治療開始前の骨格筋病態を明らかにし、その後、入院時または治療開始時から退院時または治療終了時までの骨格筋病態の変化を明らかにする予定である。加えて、身体機能と骨格筋病態の変化との関係について分析を進める予定である。本研究は予定よりも遅延していることから、1年間の研究延長を申請する予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2022年度に引き続き、2023年度もはコロナ感染症の蔓延により、研究実施予定施設でもコロナ感染症患者対応が増えた状況であった。本研究の対象としている造血器腫瘍患者の治療で
は、免疫低下が認められる場合が多く、クリーンルームでの対応が必要な場合が多い。そのため、コロナ感染症に罹患することを予防するために、当該病棟への出入りを一定の医療従事者に制限する対策などが講じられたため、測定することが困難な時期が続いた。そのため、定期的に対象者の骨格筋測定を行うことができなかったため、進捗状況は予定よりもやや遅れている。

Strategy for Future Research Activity

コロナ感染症の蔓延により、研究実施予定施設でもコロナ感染症患者対応が増えた状況で、研究を実施することが困難であったが、関係各所と連携を取りCOVID-19が蔓延している中でも測定が可能となるよう、環境整備が整ったところである。今後は研究計画の通りに進める。研究は遅れているため、実施期間を1年間延長する申請をして、研究を継続する予定である。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

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Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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