| Project/Area Number |
22K18390
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Review Section |
Medium-sized Section 53:Organ-based internal medicine and related fields
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| Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
榎本 篤 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (20432255)
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| Project Period (FY) |
2022-06-30 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥25,740,000 (Direct Cost: ¥19,800,000、Indirect Cost: ¥5,940,000)
Fiscal Year 2024: ¥7,800,000 (Direct Cost: ¥6,000,000、Indirect Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2023: ¥8,060,000 (Direct Cost: ¥6,200,000、Indirect Cost: ¥1,860,000)
Fiscal Year 2022: ¥9,880,000 (Direct Cost: ¥7,600,000、Indirect Cost: ¥2,280,000)
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| Keywords | 間葉系幹細胞 / 線維芽細胞 / 線維化疾患 / がん / 膵癌 / 血管周囲線維芽細胞 / Meflin |
| Outline of Research at the Start |
線維化は心不全、肺線維症、肝硬変、腎不全など多くの疾患、加齢に伴う臓器硬化および機能低下の原因である。線維化の原因は線維芽細胞の増生と永続的な活性化である。申請者らは線維芽細胞の起源細胞の一つとしてMeflin陽性間葉系幹細胞あるいは血管周囲線維芽細胞(PVF)を同定し、活性化した線維芽細胞ではMeflinが陰性化することを見出した。本研究の目的は、これまでの知見を生かして、活性化した線維芽細胞を非活性化する新規手法の開発をすすめ、線維化疾患モデルマウスを用いてその意義と分子メカニズムを検証することである。
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| Outline of Annual Research Achievements |
研究代表者はこれまでに、間葉系幹細胞(mesenchymal stem cell: MSC)あるいはMSCとほぼ同等の分化能を有するとされる血管周囲線維芽細胞(perivascular fibroblast: PVF)の特異的なマーカーとしてMeflin分子を同定した。本研究の目的は、MSC/PVFの未分化性を誘導する新規手法の開発をすすめ(目的1)、線維化疾患モデルマウスを用いてその意義と分子メカニズムを検証すること(目的2)である。本年度は下記の実験を行い、下記の結果を得た。 1)昨年度までに同定した3種類の化合物をAm80と同時に培養線維芽細胞に投与し、その中で化合物AがもっともMeflinの発現を上昇させることを定量PCRおよびウェスタンブロット法で確認した。ATACシークエンス解析を実施したところ、化合物Aは線維芽細胞のオープンクロマチン領域を変化せることで、Am80によって活性化されたレチノイン酸受容体のMeflinのプロモーター領域へのアクセスを促進している可能性が判明した。 2) 昨年度までに共同研究者から入手したAbcb4欠損マウスのバッククロス作業を完了した。本マウスの肝硬変・硬化性胆管炎の発症に時間を要するため、本マウスにチオアセトアミド(TAA)を投与することで肝硬変の早期進行を誘導し、上記化合物AとAm80の単独および同時投与の効果を検証した。肝臓の組織の線維化をシリウスレッド染色で評価したところ、同時投与群では対照群に比べて、有意な線維化の低減が観察された。また本Abcb4欠損マウスを昨年度までに確立した心不全(HFpEF)モデルおよび膵がん皮下移植マウスモデルに供する実験も開始した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
Am80以外で間葉系幹細胞の未分化性を維持および上昇させる化合物の同定に至っており、研究目的(1)に関する検証はおおむね順調にすすんでいる。上昇させる分子機序についても検証をすすめた。研究目的(2)に関しては、Abcb4欠損マウスのバッククロスおよび各種線維化疾患モデルマウス(HFpEF、炎症性腸疾患、原発性硬化性胆管炎)の確立に予想以上の時間を有した。今後、実験モデルの確立ができ次第、Abcb4欠損マウスとの掛け合わせを実施する予定である。
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| Strategy for Future Research Activity |
本研究で同定した化合物がAm80との同時投与によって間葉系幹細胞の未分化性を上昇させる分子機序についてさらに詳細な解析を実施する。具体的にはこれまでに実施したATACシークエンスの結果を別の解析法(ChIP等)で検証する予定である。Abcb4欠損マウス(TAA投与なし)に発症する原発性硬化性胆管炎に対するAm80と本化合物の併用の効果、およびHFpEFや炎症性腸疾患に対する同併用の効果についても検証をすすめる。
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