Elucidation of Inflammatory disorder induced by intestinal dysbiosis
Project/Area Number |
22K19445
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 49:Pathology, infection/immunology, and related fields
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
長谷 耕二 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 教授 (20359714)
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Project Period (FY) |
2022-06-30 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥6,500,000 (Direct Cost: ¥5,000,000、Indirect Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
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Keywords | 粘膜バリア / 腸内細菌 / ディスバイオーシス |
Outline of Research at the Start |
主要な炎症性腸疾患(クローン病および潰瘍性大腸炎)は、原因不明の希少難治性疾患であり、現時点では完治させる内科的療法は存在しない。炎症性腸疾患患者では腸内細菌の異常が顕著であるが、疾患発症との関わりについては未だ不明な点が多いのが現状である。そこで、本研究ではマウスモデルを用いて、腸内細菌の異常による炎症形成機構について解析を行う。本研究を推進することで、炎症性腸疾患の予防または治療法の開発に貢献する。
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Outline of Annual Research Achievements |
主要な炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease: IBD)であるクローン病と潰瘍性大腸炎は、原因不明の希少難治性疾患である。IBD患者では腸内細菌の異常(ディスバイオーシス)が顕著である。そのためディスバイオーシスが疾患の増悪因子と見なされてきたが、その病態メカニズムは長年に亘り未解決である。IBD患者ではディスバイオーシスに伴い、粘膜バリア機能の低下が観察される。申請者は、異なる飼育場から出荷された同一系統のマウスが、異なる大腸炎感受性を示すことを見出している。そこで本研究では生育環境による腸内細菌の違いに着目して、ディスバイオーシスが腸炎感受性に与える影響を検証した。 昨年度までに、これらの二つの飼育場由来のマウスの粘膜バリア機能を検証した結果、腸炎高感受性マウスでは、低感受性マウスと比較してバリア機能の低下が観察され、また腸内細菌にも顕著な違いが認められている。そこで、バリア低下を招く細菌種の同定をおこなうために、腸炎高感受性マウスの糞便を複数の培地で嫌気性培養を実施し、細菌ライブラリーを作出した。In vitroにおいてバリア評価試験系を構築し、単離した本ライブラリーのスクリーニングを行ったところ、特定のライブラリーに活性が認められた。そこで、本ライブラリーを希釈して寒天培地で培養して複数のコロニーを取得した。これらのコロニーについて単離培養を行い、バリア評価試験系で活性を評価し、16S rRNA遺伝子解析により菌種の同定を行った。
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Report
(1 results)
Research Products
(14 results)
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[Journal Article] Purified diet affects intestinal epithelial proliferation and barrier functions through gut microbial alterations2024
Author(s)
Hiroaki Shiratori, Kisara M Hattori, Kazuaki Nakata, Takuma Okawa, Seiga Komiyama, Yusuke Kinashi, Yuma Kabumoto, Yuria Kaneko, Motoyoshi Nagai, Tomoko Shindo, Nobuko Moritoki, Yuki I Kawamura, Taeko Dohi, Daisuke Takahashi, Shunsuke Kimura, Koji Hase
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Journal Title
International Immunology
Volume: 36 (5)
Issue: 5
Pages: 223240-223240
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access
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