Project/Area Number |
22K21092
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0908:Society medicine, nursing, and related fields
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Research Institution | Tokyo University of Information Sciences |
Principal Investigator |
菅原 久純 東京情報大学, 看護学部, 助教 (00964454)
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Project Period (FY) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 睡眠 / タイミング / 体位変換 / 看護 / 睡眠中の看護 / 覚醒閾値 / 体位変換のタイミング |
Outline of Research at the Start |
本研究は, 睡眠への影響が少ない体位変換(姿勢の変更)のタイミングを明らかにするために行う. 睡眠にはREM (rapid eye movement) , NREM (non rapid eye movement) が存在し, NREMの中で浅睡眠と深睡眠に分類される. 筆者は睡眠中の"起きやすさ"に着目し, 浅睡眠と深睡眠のタイミングで体位変換を行い検討した. その結果, 深睡眠が影響が少ないことを明らかにした. "起きやすさ"が変動するREMについて検討していないため, 睡眠の3割以上を占めるREMを含めて検討し, 睡眠全体の中で体位変換を実施する場合,影響が少ないタイミングを明らかにする.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は, 睡眠中の患者に体位変換を行った場合に, 影響が最も少ない方法を明らかにすることである.睡眠にはREM (rapid eye movement) , NREM (non rapid eye movement) が存在し, NREMの中で浅睡眠と深睡眠に分類される. 筆者はこれまでの研究において, 睡眠中の覚醒閾値に着目し, 浅睡眠と深睡眠のタイミングで体位変換を行う日をそれぞれ設定し検討した. その結果, 深睡眠で体位変換を行った場合の影響が少ないことを示した. しかし, この研究では,覚醒閾値が変動するREMは検討していなかった. REMは睡眠の3割以上を占めるため, 無作為に体位変換を行った場合, REMのタイミングにあたる可能性がある. 体位変換をREMで行うことの影響が大きければ, 可能な限りREMを避ける必要もあるため, REMで体位変換を行った場合の睡眠に与える影響を検討する. 2022年度より研究機関が変更となり、測定機器の調達が必要となった。予算減額に伴い前倒し支払い申請により、2023年2月末に機器を調達できた。データ収集を開始するにあたりプレテストと研究計画の見直しを行っていたが、予定していた場所では室温・光・音などの実験環境を整える事が困難で、計画の変更では対応できことが明らかとなった。そこで、新たに研究場所を確保して、新たな場所で研究を始めるための設備を整えている。被験者募集を始め数名より協力の申し出が得られている。新たな環境での準備が整い次第、データ収集を開始する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2023年2月末に測定機器を調達できたが、予定していた場所では室温・光・音などの実験環境を整える事が困難であり、計画の変更では対応できことが明らかとなった。これに伴い、新たに実験環境による影響が出にくいと考えられる研究場所を確保して、データ収集を開始することとなった。 本研究は異なるタイミングの介入によって、睡眠状況に与える影響を比較する研究であるため、できる限り実験環境は統一する必要がある。そのため、データ収集を急ぎ、質が担保できない結果は極力使用したくないという考えからデータ収集を開始しなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
新たな環境でデータ収集を開始する準備を早急に整え、データ収集を行う。予算減額や環境を整えてからの開始となるため、十分なデータ収集期間の確保が困難な状況であるが、予定した研究対象者数に近づけられるよう努める。 2024年11月頃までを目途にデータ収集を行い、解析・研究結果を考察する。 2025年1~2月に国際学会への演題登録及び、論文執筆を目指す。
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