Project/Area Number |
22KF0284
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Project/Area Number (Other) |
21F21327 (2021-2022)
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund (2023) Single-year Grants (2021-2022) |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 35030:Organic functional materials-related
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
安田 琢麿 九州大学, 高等研究院, 教授 (00401175)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KIM HYUNG JONG 九州大学, 高等研究院, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2023: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2022: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2021: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | 熱活性化遅延蛍光 / 有機EL / 狭帯域発光 / 量子化学計算 / フルカラー |
Outline of Research at the Start |
熱活性化遅延蛍光(TADF)材料は、レアメタルを用いずとも有機EL(OLED)において最大100%の内部EL量子効率を実現できる画期的な技術である。しかし、TADFの発光スペクトルは一般に半値幅が広く色純度が低いという課題があった。高精細ディスプレイへの応用を指向した場合、高効率かつ半値幅が狭く色純度の高い発光材料は極めて重要である。特に、赤・緑・青色の三原色について高演色性を確保することは必須である。本研究では、量子化学計算と実験の両面から構造-物性相関を解明し、最終的には、無機半導体や量子ドットを凌駕する高色純度・高効率・フルカラー・超狭帯域発光TADF材料・デバイスを創出する。
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Outline of Annual Research Achievements |
熱活性化遅延蛍光(TADF)材料は、レアメタルを用いずとも有機EL(OLED)において最大100%の内部EL量子効率を実現できる画期的な技術である。しかし、TADFの発光スペクトルは一般に半値幅が広く色純度が低いという課題があった。高精細ディスプレイへの応用を指向した場合、高効率かつ半値幅が狭く色純度の高い発光材料は極めて重要である。特に、赤・緑・青色の三原色について高演色性を確保することは必須である。 前年度までに開発した新規青色発光材料について、溶液およびドープ薄膜における基礎光学物性の評価を行った。具体的には、吸収・発光スペクトルに加え、発光量子収率、過渡発光特性の一連の分光測定を実施した。その結果、高効率かつ色純度の高い青色発光材料となることが示された。次いで、本発光材料を組み込んだ有機ELデバイスを実際に作製し、電界発光特性を評価した。その結果、目的通りの理想的な色純度、かつ高効率のウルトラピュアブルーEL発光を実現することに成功した。 本プロジェクトを通して、高効率かつ究極の色純度を達成可能な狭帯発光材料の合理的な設計指針を得ることができた。今後は、これらの革新的材料技術の社会実装に向けた取り組みを継続的に進めていきたい。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)