Project/Area Number |
22KF0332
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Project/Area Number (Other) |
22F21707 (2022)
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund (2023) Single-year Grants (2022) |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 02090:Japanese language education-related
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Research Institution | J. F. Oberlin University |
Principal Investigator |
雷 桂林 桜美林大学, グローバル・コミュニケーション学群, 准教授 (70550896)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
LIU JUE 桜美林大学, グローバル・コミュニケーション学群, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2023: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2022: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 日本語教育 / オンライン授業 / オンライ授業 / 対面授業 / やさしい日本語 / 学習効果 / 授業の効率 / 学生の主体性 / 日本語能力試験 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、オンライン授業の実現ルートと実施方法を解明することを目標とする。主に次の問題をめぐって研究を行う。(1)オンライン授業の実施方法について(2)オンライン授業と対面授業との共通点と相違点について(3)ポスト・コロナに時代おけるオンライン授業の位置づけについて(4)語学教育におけるオンライン授業の理想像について
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、オンライン授業、ハイブリッド授業等で活用される日本語教育のツールを作成し、当該ツールを生かした授業の効果を検証しつつ、今後の教授法の発展に寄与することを目指すものである。受入研究者と外国人特別研究員の共同研究で、次の成果を収めることができた。 (1)中国人日本語学習者初心者向けのテキスト『やさしい日本語(平易日語:話説粤港澳大湾区)』(約178,000字)を出版し、日本語の教育法に関わる研究ノートを3点発表した(ほか共同執筆中の論文1点)。うち1点は2023年中国広東社会科学学術年会優秀論文三等賞を受賞している。 (2)関連内容を動画にまとめ、「ウィーチャット」のAPPを活用して、オンラインによるオープン講座の形で中国各地の日本語学習者に提供している。 (3)中国人大学生日本語学習者のうち、初級者120名を対象にオンライン授業を実施した。アンケート調査では、授業時間外においても日本語の勉強に取り組み続けたいという学生の割合は83%を占めており、一定程度モチベーションの向上につながっていると思われる。また当該研究の学習効果については、日本語学習初級者の一部が約半年間の学習で日本語能力試験N2の合格を可能にしていること。さらには、本研究の成果を生かした大学生や大学院生が、日本語能力コンクール等で複数受賞していることなどが挙げられる。 本研究によりオンライン技術を活用した授業の効果や問題点を探ることができ、特に短期日本語教育課程におけるオンラン技術の応用の可能性を検証することができた。
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