天文学を題材とする課題把握・俯瞰能力向上の為のVRを活用した教育プログラム開発
Project/Area Number |
22KJ0938
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Project/Area Number (Other) |
22J14245 (2022)
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund (2023) Single-year Grants (2022) |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
福島 広大 東京大学, 学際情報学府, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2023: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2022: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | バーチャルリアリティ / 自然言語処理 / 天文学 / STEAM教育 / 感性情報学 / 教育工学 / グローバル・イシュー / 環境教育 / VR / メディアコンテンツ |
Outline of Research at the Start |
社会や経済が急速に変化する現在、地球環境や人間社会において世界が一丸となって取り組むべき規模の課題が山積している。これらの解決には、私達一人一人が自分事として課題を捉え認識し、また様々な情報の俯瞰を通して課題把握する事が重要である。 本研究では地球環境や人間社会に対する俯瞰能力および課題把握能力の向上を目的とした教育プログラム並びにその評価手法の開発を目指す。その上で、巨視的規模までを包括的・学際的に扱う学問である天文学を題材とし、広い視点から社会を俯瞰すると共に、バーチャルリアリティによる臨場感を活用し、地球規模の諸課題を自分事として認識し把握できる教育プログラムの開発を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
社会や経済が急速に変化する現在、地球環境や人間社会において世界が一丸となって取り組むべき規模の課題が山積している。これらの解決には、私達一人一人が自分事として課題を捉え認識し、また様々な情報の俯瞰を通して課題把握する事が重要である。 本研究では地球環境や人間社会に対する俯瞰能力および課題把握能力の向上を目的とした教育プログラム並びにその評価手法の開発を目指す。その上で、巨視的規模までを包括的・学際的に扱う宇宙を題材とし、広い視点から社会を俯瞰すると共に、VRによる臨場感を活用し、地球規模の諸課題を自分事として認識し把握できる教育プログラムの開発を行う。 研究実施にあたっては、HMDを用いたVRコンテンツ、並びに質問紙調査およびインタビュー調査からなる評価手法の検討・開発を行った。また研究計画書等の作成やパイロット試験を実施し、東京大学倫理審査専門委員会からの承認を受けた。その後、実験参加者を広く学内外から募集し、実験を行った。実験を通して得られたデータを元に、自然言語処理や統計解析を用いて、実験参加者にどのような影響を与えたか、解析・評価を行った。 研究成果は「日本バーチャルリアリティ学会大会」での学会発表に加え、学内での研究会や、自身が所属する研究科において毎年実施される研究発表会でも報告を行った。またアウトリーチ活動として、子供から大人まで、幅広い世代や属性が来場する「東大駒場リサーチキャンパス公開」にて研究紹介を行った。 研究成果報告の一環として、査読付き学術誌に対する複数の主著者論文投稿を進めている。ひいては本研究を通して開発された教育プログラムによる、次世代人材育成への貢献を目指す。なお研究活動と併せて卓越リサーチ・アシスタントとしての業務も遂行した。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)