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産業用制御システムのハイブリッドモデル化による正常・異常動作の特性解析

Research Project

Project/Area Number 22KJ1364
Project/Area Number (Other) 22J12141 (2022)
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeMulti-year Fund (2023)
Single-year Grants (2022)
Section国内
Review Section Basic Section 21040:Control and system engineering-related
Research InstitutionThe University of Electro-Communications

Principal Investigator

藤田 真太郎  電気通信大学, 情報理工学研究科, 特別研究員(DC2)

Project Period (FY) 2023-03-08 – 2024-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2023: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2022: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords制御工学 / セキュリティ / 産業用制御システム
Outline of Research at the Start

ネットワーク化されたICS(産業用制御システム)は,監視・操作端末の情報機器と制御器・フィールド機器の制御機器が複合して構成される.
複数の機器にセキュリティ対策を施す高度な攻撃検知が試まれているが,その対象機器は情報または制御の同系統内のみに限定されている.そこで本研究は,情報と制御を横断したICSのモデル化と特性解析を目的としている.動作周期の異なる情報機器と制御機器のハイブリットモデル化手法を提案し,その特性を解析することで,脆弱性の解析やサイバー攻撃による異常の検知が可能となる.ICSの横断的なモデルの生成は,セキュアな設計指針の策定や異常発生後の被害抑制といった事後対応に貢献する.

Outline of Annual Research Achievements

本研究は,当初,ICS(産業用制御システム)は革新的セキュリティ技術の設計論の構築を目指して計画されたものである.情報,通信,制御とセキュリティ評価範囲が情報システムより広いICSでは,セキュリティ対策指針のためのモデル化も情報システムに比べて煩雑となりやすい.本研究では,この煩雑化に対処するためのICSのモデル化と特性解析を目的としてる.動作周期の異なる情報機器と制御機器のハイブリットモデル化手法を提案し,その特性を解析することで,脆弱性の解析やサイバー攻撃による異常の検知を実現することを目指す.それと同時にテストベットを作成することで,提案手法のICSへの実装方法を明らかにし,現実のセキュアな設計指針の策定や異常発生後の被害抑制といった事後対応に貢献することを目指す.研究当初は上記の問題を解決するための研究計画を立て,学習型のコントローラホワイトリスト生成のアルゴリズム構築やテストベット構築に着手する予定であった.また,学位申請のための博士論文執筆や,学術論文執筆に関しても,Major revision判定のものに対する修正を行う予定であった.しかしながら,体調不良による長期休養のために,2023年9月より特別研究員の採用中断を行ったため,計画年度内における研究継続実施が大変に困難となった.

Report

(2 results)
  • 2023 Annual Research Report
  • 2022 Annual Research Report

URL: 

Published: 2022-04-28   Modified: 2024-12-25  

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