ケメリンによる中枢性血圧制御:新たな高血圧症の病態機序
Project/Area Number |
22KJ2649
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Project/Area Number (Other) |
21J21614 (2021-2022)
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund (2023) Single-year Grants (2021-2022) |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 42030:Animal life science-related
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
山本 篤範 北里大学, 獣医学系研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2023: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2022: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2021: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | アディポサイトカイン / 高血圧症 / 脳 / 高血圧 |
Outline of Research at the Start |
ケメリンは脂肪組織から分泌されるアディポサイトカインのひとつである。本研究はケメリンの活性断片であるケメリン-9急性脳室内投与(intracerebroventricular injection; i.c.v.)による昇圧作用の詳細な作用機序を解明するとともに、中枢性血圧制御におけるケメリンとchemokine-like receptor (CMKLR)1を含む受容体の役割を解明することで、中枢性血圧制御をターゲットとした循環器疾患、特に高血圧症に対する新規治療薬開発の基盤とすることを目指すものである。この為に中枢におけるケメリン/CMKLR1の役割を包括的且つ詳細に(生体から細胞レベルまで)検討を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究計画は、脂肪組織から分泌されるアディポサイトカインのケメリン活性断片であるケメリン-9及びその他のケメリンC末端断片の急性脳室内投与(intracerebroventricular injection: i.c.v.)による昇圧作用の機序を解明するとともに、高血圧症モデル動物における中枢のケメリンとその受容体chemokine-like receptor 1 (CMKLR1)の役割を解明することで、中枢性血圧制御をターゲットとした新規治療薬開発の基盤とすることを主たる目的とした。 本年度は、以下のことを明らかにした:1)ラットケメリン-9のi.c.v.は平均血圧に影響を及ぼさなかった、2)マウスケメリン-9のi.c.v.は投与2-4分後をピークとして平均血圧を有意に上昇させた、3)マウスケメリン-8及び-7のi.c.v.は平均血圧に影響を及ぼさなかった。以上より、ケメリンはC末端の切断部位により全身血圧に及ぼす影響が異なることが初めて明らかになった。これらの成果を学術集会で発表するとともに、学術論文として公表した(学会誌発表)。また、肥満モデルラットであり、高血圧症を発症するOtsuka Long-Evans Tokushima FattyラットにおいてCMKLR1 small interfering RNAのi.c.v.は全身血圧に影響を及ぼさないこと、対照のLong-Evans Tokushima Otsukaラットと比較して視床下部室傍核におけるCMKLR1 mRNA発現に差がないことを明らかにした。この成果を学術集会で発表した。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)