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発達性書字障害の認知神経基盤と障害メカニズムの解明

Research Project

Project/Area Number 22KJ3151
Project/Area Number (Other) 22J00721 (2022)
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeMulti-year Fund (2023)
Single-year Grants (2022)
Section国内
Review Section Basic Section 09060:Special needs education-related
Research InstitutionNational Rehabilitation Center for Persons with Disabilities

Principal Investigator

横井 美緒  国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 特別研究員(PD)

Project Period (FY) 2023-03-08 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Keywords漢字書字 / 神経基盤 / 発達性読み書き障害 / 脳機能
Outline of Research at the Start

発達性読み書き障害のある児童は日本に約8%いると報告されており、発達障害の中でも発生率の高い障害である。しかし、日本における発達性読み書き障害については詳細な障害機序がいまだ明らかになっておらず、特に神経学的な背景を検討した報告は少ない。
本研究の目的は、発達性書字障害児における漢字書字の障害機序を行動科学・神経科学的に明らかにしたうえで、有効な介入方法を教育現場に提案することである。

Outline of Annual Research Achievements

発達性読み書き障害のある児童は日本に約 8 %いると報告されており、発達障害の中でも発生率の高い障害である。しかし、日本における発達性読み書き障害は、背景となる認知要因について様々な仮説があり、詳細な障害機序がいまだ明らかになっていない。科学的に有効な介入方法を教育現場に提案するためには、発達性読み書き障害の障害機序を明らかにしたうえで、障害機序に基づく介入 方法を開発する必要がある。
本研究の目的は、日本語話者の児童および生徒における漢字書字実施時の脳活動を計測し、漢字書字に困難のある児童および生徒群と典型発達児群の課題成績および脳活動を比較することで、漢字書字障害の機序を行動学的・神経学的に解明することである。これまでに、漢字書字障害のメカニズムを解明するための前提として、健常成人の漢字書字に関する研究を予備的に行い、データを蓄積してきた。令和5年度は、健常成人の漢字書字における音韻情報活用に関する行動実験を実施し、その結果を論文としてまとめ、国際誌に投稿した。また、漢字書字に関連する脳部位を磁気刺激実験(Transcranial Magnetic Stimulation:TMS)を用いて解明し、その結果をまとめ国際学会に応募し、発表の採択済みである。さらに、漢字の書字における視覚的な認知能力に関する実験課題を作成し、典型発達児数名を対象に行動実験を実施したうえで、データの検証を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本研究の目的は、日本語話者の児童および生徒における漢字書字実施時の脳活動を計測し、漢字書字に困難のある児童および生徒群と典型発達児群の課題成績および脳活動を比較することであった。しかし、漢字書字障害のメカニズム解明の前提として健常成人の漢字書字に関する研究が必要であると考え、成人を対象とした実験研究を予備的に行ったため、そのデータ収集および解析に時間を要した。

Strategy for Future Research Activity

令和5年に脳機能計測を用いて漢字書字に関連する脳部位を解明した実験結果を、令和6年6月に国際学会で発表予定である。その後、論文としてまとめ投稿予定である。今後はfMRI実験に向けて準備を進め、被験者が集まり次第データの収集および解析を行う。さらに、その結果を学会および論文として国内外に発表していく予定である。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2024

All Presentation (1 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Presentation] Neural systems for phonology differentially contribute to the act of writing2024

    • Author(s)
      Mio Yokoi, Kouji Takano, Tomoki Uno, Kimihiro Nakamura
    • Organizer
      The Organization for Human Brain Mapping (OHBM) 2024 annual meeting
    • Related Report
      2023 Research-status Report
    • Int'l Joint Research

URL: 

Published: 2022-04-28   Modified: 2024-12-25  

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