Project/Area Number |
22KK0256
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Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 39040:Plant protection science-related
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Research Institution | National Agriculture and Food Research Organization |
Principal Investigator |
今泉 智通 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 九州沖縄農業研究センター, 上級研究員 (10509235)
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Project Period (FY) |
2023 – 2025
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥12,870,000 (Direct Cost: ¥9,900,000、Indirect Cost: ¥2,970,000)
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Keywords | 雑草性 / 種子休眠 / 開花 / 耕地雑草 / 農耕地雑草 |
Outline of Research at the Start |
農耕地雑草は栽培管理や雑草管理に適応した形質を持っており、その形質を雑草性という。雑草性が種内や種間で異なるため、場面や地域、年次変動により最適な管理方法が異なることが多く、雑草管理の最適化の実現を困難にする最大の課題である。本国際共同研究では、雑草イネとテオシントの集団ゲノミクス解析や遺伝解析により種子休眠性および開花特性の遺伝的背景を明らかにし、農耕地への適応に必要な最低限の遺伝子セット、雑草性コア遺伝子を決定する。
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Outline of Annual Research Achievements |
農耕地雑草は栽培管理や雑草管理に適応した形質を持っており、その形質を雑草性という。雑草性が種内や種間で異なるため、場面や地域、年次変動により最適な管理方法が異なることが多く、雑草管理の最適化の実現を困難にする最大の課題である。本国際共同研究では、雑草イネとテオシントを用いて集団ゲノミクス解析や遺伝解析等により雑草性の遺伝的背景を明らかにし、農耕地への適応に必要な最低限の遺伝子セット、雑草性コア遺伝子を決定する。国内研究費は計上していないため、渡航前は海外共同研究者とのオンラインおよびメールでの打合せにより、基課題でこれまでに明らかにした種子休眠性の候補遺伝子や既知の休眠性遺伝子に関して、雑草イネとテオシントの共通点・相違点の整理を中心に議論した。2月に渡航し、Local ancestry inference等の集団ゲノミクス手法で雑草由来のゲノム領域を検出するため、双方が所有する雑草イネ・テオシントの材料を選定するとともに、アメリカの雑草イネなど公共データベースに登録済みのデータの活用方法について決定した。また、海外共同研究者が収集したフランスの雑草イネを供試することで雑草性コア遺伝子の検証に活用できる可能性が考えられたため、予備試験として種子休眠性の系統間差異等の種内変異を評価した。また渡航先のバイオインフォマティクス解析サーバを用いて集団ゲノミクス解析を進めるため解析環境を構築した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
渡航前、2月からの渡航後ともに、海外共同研究者と連携して計画通り研究を進めている。加えて、渡航後に実施した予備試験から、海外共同研究者が収集したフランスの雑草イネを材料に追加することで当初の計画以上に研究を発展させる可能性が見込みが得られており、研究は順調に進展しているといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
計画通り、雑草イネと雑種テオシントを用いた集団ゲノミクス解析および遺伝解析により、雑草性の形成に不可欠な雑草性コア遺伝子の候補領域の選定を進める。
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