Project/Area Number |
23905002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
地理学・文化人類学・地域研究
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Research Institution | 新潟県立新発田南高等学校 |
Principal Investigator |
山本 靖 新潟県立新発田南高等学校, 教諭
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Project Period (FY) |
2011
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2011: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | GIS / プラットフォーム / 地域連携 |
Research Abstract |
研究の目的・・空間情報科学の基礎の習得については、GISの解析機能であるバッファ、クリップ、ディゾルブ等を国勢調査の結果により学び習得した。また、GeoDAやCrimeStatで空間的自己相関やNnhといった最新の空間解析の手法も学び、モデルを構築することができた。研究の成果は地理情報システム学会で発表し、学会と高校生との連携に寄与するとともに、全国の高校生の模範となることができた。研究者との連携も進み、参加者の東京大学空間情報センターの今井修先生より、高度な研究であると激励のお言葉やアドヴァイスを頂戴し、生徒達は今後の研究の課題を発見することができ、研究の目的はほぼ達成できたと言える。 研究方法・・GISに関する書籍を読破させ、毎日放課後GISの演習を横浜国立大学、青山学院大学、筑波大学等の授業での実践を参考にして行った。また、フィールドワークの手法や研究の原点であるフィールドワークの重要性を認識することができた。大学の優れた実践は大変参考となり効率よくGISの演習を行うことができた。 研究成果・・研究成果は聞き取り調査を実施した新発田市役所の市民まちづくり支援課へ報告し、参考にして頂いた。新発田市内の観光資源や通学路の歩行環境をフィールドワークを通して検証し、地域が抱える問題について考察することができた意義は大きい。また、新発田市の新市役所の配置に関してはP-センター問題による新たな提案をすることができ自治体への政策提言ともなった。こうした実績により生徒は大学の推薦入試で地理学・都市工学への進学が決まり大学での研究へと繋げることができた。またスライドの作成や発表の練習を通してプレゼン能力の向上も図ることができた。私自身は科研費によるこうした実践により上越教育大学より第4回辰野千壽教育賞最優秀賞を受賞することができ、GISの普及や新潟県の教育振興にも寄与することができた。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)