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「言葉と音楽とのつながり」に着目した、声による表現学習の研究

Research Project

Project/Area Number 23908015
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 教科教育学Ⅰ(文科系)
Research Institution静岡県掛川市立西中学校

Principal Investigator

齊藤 昇  静岡県掛川市立西中学校, 教員

Project Period (FY) 2011
Project Status Completed (Fiscal Year 2011)
Budget Amount *help
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2011: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Keywords言葉と音楽 / 曲種に応じた発声 / 声を磨く学習
Research Abstract

1研究目的
我が国や世界の諸地域における様々な「歌」は、言葉と音楽とが密接なかかわりをもって形づくられており、その成り立ちにおいて両者を別々のものとして切り離して考えることはできない。本研究においては、言葉と音楽とをつなぐものとしての「声」に着目し、教科の枠組みを超えて、声による表現力を磨く学習を構想していくことを目的とする。
2研究方法
(1)文献研究を行い、各地の中学校における学習指導案、研究紀要、研究論文等の資料から指導計画の実際について考察したり、各地の中学校における音楽授業を参観し、単元構成の有効性について考察したりした。
(2)研究内容の一部を取り入れた授業実践を近隣の学校に依頼したり、本校での研究成果を研修会等で紹介したり、本校での研究成果を研修会等で紹介したりすることで、地域の学校と連携を深めながら研究を進めた。
(3)我が国の伝統的な音楽(筝曲,長唄、能等)や世界の諸地域の音楽(オルティンドー等)に関する講習会に参加し、演奏体験を重ねていくなかで文化的な背景についての理解を深めたり、演劇や詩に関する指導法を研究するためにワークショップに参加して朗読の技能を習得したりした。
3研究成果
歌に限定しない声の表現(例えば金魚売りや物干竿売りが行う「口上」や相撲の呼出が行う「呼び上げ」のように、独特の節回しや発声の仕方で表現するもの)や世界の諸地域の「コブシ」を伴う歌唱曲(オルティンドー、シキムセ、ゴスペル等)について調査・検討したことにより、教材として相応しいものを発掘することができた。また、音楽授業の中に「曲種に応じた発声」を取り入れ、継続的に指導を重ねていくことにより、生徒の表現力が高まり、音楽的な成長が見られた。

Report

(1 results)
  • 2011 Annual Research Report

URL: 

Published: 2011-04-06   Modified: 2020-05-15  

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