Research Abstract |
校内全域を無線LAN網でカバー(ホットゾーン化)して,そのユビキタス環境下で授業実践を継続的に行った。普通教室などの校内の諸処において,1人1台子どもたちがモバイルコンピュータを携帯し,各教科の学習において,教科書,ノートと共に学習の道具として有効活用するモバイルラーニングを取り入れ,確かな学力の向上を図るなど,これまでの小学校におけるCT機器の効果的な活用の在り方について一石を投じた。 1人1台のモバイル機器にデジタルコンテンツを入れ,デジタル教科書として,各学年の,社会,理科の学習を継続的に実践し,子どもたちの基礎・基本の学力を身に付けるなど,新たな習得型の授業スタイルを確立した。成果として,年度末に実施した全国学力学習状況調査(6年)の過去問の実施結果では,国語A,算数Aの問題も平均点が94点を超えるなど,大きな成果を伸ばした。 次に,1人1台モバイル機器を携帯し,各教科の学習において,国語,算数,理科,生活科,総合的な学習の時間において,自分の考えや気づきを,その場ですぐに記録し,それらを蓄積することを継続的に実践し,子どもたちの思考力を伸ばす新たな探究型の授業スタイルを確立した。成果として,年度末に実施した全国学力学習状況調査(6年)の過去問の実施結果では,国語B,算数Bの問題も平均点がどちらも全国平均を30点を超えるなど,大きな成果を伸ばした。
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