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ものづくりを取りいれた「電気電子実習」及び「課題研究」における教材開発

Research Project

Project/Area Number 23918001
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 工学Ⅱ-A(電気・電子系)
Research Institution沖縄県立沖縄工業高等学校

Principal Investigator

佐喜眞 直樹  沖縄県立沖縄工業高等学校, 教員

Project Period (FY) 2011
Project Status Completed (Fiscal Year 2011)
Budget Amount *help
¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2011: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Keywordsものづくり / 電気電子実習 / 課題研究
Research Abstract

(研究目的)
工業高校の電子情報系学科では、電気・電子・情報の分野を教えており、科目「電気電子実習」や「課題研究」では、それちの分野に関連した項目に取り組んでいる。本校情報電子科では近年、マイコンを使った実習や、無線・有線LANといった実習項目も実施されてきている。総合的なものづくり指導ができるように、ロボットアメリカンフットボールという題材を今回使用し、3年生18名を中心とした実習及びものづくり課題研究の教材開発確立に向け検証及び、取り組む事を目標とした。
(研究方法)
(1)指導書の作成・・・年度始めに授業計画を作成。教材として次年度以降より、活用できるように資料と指導書を作成した。また先進校の資料も参考にした。
教師用指導書、生徒用指導書を(電子系、プログラム系、機械加工系)と系統立て作成した。使われる工具・材料等の使用法・加工法の細かい資料等も作成した。
(2)教材対象用ロボットの設計・製作・・・今回教材として5台1チームで行われる集団競技アメフトロボットを選択した。車体設計、モータードライバー製作、プログラム、歯車・タイヤ及び車軸のアルミ切削等、旋盤・フライス盤なども使用し製作過程を完了させた。ロボットを制御する電子回路と、それを動かすプログラム、運動機能に重要な機械部等を製作した。
(3)競技会やイベントへの参加活動・・・(2)で製作したロボット教材を用い、ロボット競技大会への参加、また授業とは別に沖縄県産業教育フェア、沖縄県青少年科学作品展への展示発表、地域児童等へのロボット競技デモンストレーションを通して、本研究の研究成果、活動内容の展示発表ができた。
(研究成果)
この教科の狙いでもあるものづくり、実習及び課題研究に関しては、「工業に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して、専門的な知識と技術の深化、総合化を図る。そして問題解決の能力や自発的・創造的な学習態度を育てるとあり、本年度の研究と並行しながら生徒達も指導していて、以下の成果が見られた。
(1)体験的な製作活動を通し、生徒と共に意欲的に教材開発の研究に取り組めた。
(2)、生徒達の研究熱心さが実を結び、全国大会に出場する機会が出来た。また先進校訪問などで最先端技術を実際に見る事ができ、技術を導入し、今後の研究を再考するには良い機会であった。
(3)ものづくり・ロボット製作の中から、重要なデータが取れ、またロボット大会・産業教育フェア等を通して展示発表もでき、充実した研究が行えたと思う。

Report

(1 results)
  • 2011 Annual Research Report

URL: 

Published: 2011-04-06   Modified: 2020-05-15  

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