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内壁に背面投影フィルムを貼った視覚実験装置の色バランスと質感に関する研究開発

Research Project

Project/Area Number 23920002
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 工学Ⅲ(土木・建築工学系)
Research Institution三重県立伊勢工業高等学校

Principal Investigator

浜口 典茂  三重県立伊勢工業高等学校, 教員

Project Period (FY) 2011
Project Status Completed (Fiscal Year 2011)
Budget Amount *help
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2011: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Keywords建築設計 / デジタル映像 / リア投影
Research Abstract

本研究では、高校生の建築設計に対する興味と関心を高めることを目的に、生徒に視覚的に影響を与える色と質感についての実践的研究を実施した。具体的には、建築設計教育に役立つ背面投影フィルムを貼った視覚実験装置を制作し、心理的な効果を検討する為に色と質感に関する性能分析を行った。
視覚実験装置の計画はサイズが2020×2020×3820mmの規模を検討していたが、投影部と室内部を分離した設計に変更し、室内部は予め制作した1820×1820×1820mmの2畳空間を利用した。投影フィルム面は、1面壁面に背面投影スクリーンフィルムを取り付けた100インチのものと、約40インチサイズの投影スクリーンの2種類で実験が可能なものとして設計を行った。今回使用した投影フィルムは、次の2種類である。
1)リア投影型スクリーン100インチ、透過率73.4%、ピークゲイン約1.44、高輝度、高解像度
2)ブラックパネルスクリーン40インチ、ピークゲイン0.38、コントラスト重視、3mm厚ブラック透過型
部屋を暗くした場合は2種類のスクリーンとも色度合・質感とも視覚的には概ね良好であったが、部屋を明るくした場合は100インチのスクリーンでは輝度が下がり視覚的な印象が下がるものの、40インチのパネルブラックスクリーンではコントラストが維持できていた。しかし、映像面積が小さいことと、静止画と動画映像も比較検討したが静止画像では質感の印象が薄らぐ傾向にあることがわかった。今後は、質感をさらに分析をすすめる為、動画映像たついての検討を進めていく。

Report

(1 results)
  • 2011 Annual Research Report

URL: 

Published: 2011-04-05   Modified: 2020-05-15  

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