• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

キヨスミミツバツツジのさし木増殖技術の確立

Research Project

Project/Area Number 23925016
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 農学・水産学
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

里見 重成  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 技術専門職員

Project Period (FY) 2011
Project Status Completed (Fiscal Year 2011)
Budget Amount *help
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2011: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Keywordsキヨスミミツバツツジ / さし木 / 増殖
Research Abstract

<目的>
千葉県房総半島には、ミツバツツジ節の2種が自生している。キヨスミミツバツツジは海洋性暖温帯域に隔離分布する希少種である。1960年代から個体数が減少していたが、千葉県君津市ではミツバツツジ節2種を市の花に指定、保護条例を制定し保護増殖を行っている。同市では、実生増殖による個体数増加に成功しているが、苗木の中にはキヨスミミツバツツジとミツバツツジの中間型の存在が報告されている。種の保全という観点から純粋なキヨスミミツバツツジのさし木によるクローン増殖が望ましいと考えられる。
本研究では、「ホルモン処理」「さし床の湿度条件」について条件を変えてさし木試験をおこない、最適な挿木条件を検討する。
<方法>
さし穂には約70年生の個体とし、さし付け時に発根促進のための「ホルモン処理」としてオキシベロン(0.4%IBA)を使用し、処理条件を無処理・原液に5秒浸漬・40倍希釈液に3時間浸漬の3通りとする。
さし付け床は「湿度条件」を変えるため、ビニールトンネルさし区(不織布有・無)・開放さし区・密閉さし区の4通り設ける。
<結果>
今回の試験では全体的に発根率が低かった、これは採穂後の処理方法としてこれまでの湿層冷蔵保存から一晩流水処理に変えたことが考えられる。
さし付け床の環境についてはビニールトンネル不織布有で発根率が最も高く、今回のさし付け方法では有効であると考えられる。また、ホルモン処理については原液5秒浸漬で発根率が高かったが、高湿度が保たれていれば40倍希釈液3時間浸漬でも有効であると考えられる。

Report

(1 results)
  • 2011 Annual Research Report

URL: 

Published: 2011-04-05   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi