先駆的NFTアートの研究/既存芸術等のデジタイズ再評価とアーカイビング
Project/Area Number |
23K00218
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 01070:Theory of art practice-related
|
Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
栗原 康行 名古屋市立大学, 大学院芸術工学研究科, 教授 (20381907)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 直三 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (10585219)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
|
Keywords | NFT / NFTアート / 次世代デジタルアーカイブ / 既存芸術作品デジタイズ / ブロックチェーン技術 / 既存芸術との親和性 / 映像NFT |
Outline of Research at the Start |
映像スタジオへのスキャニング機器の設置導入または委託生成/ソフトウェアの導入/動作環境の確保追加スキャニング モデリングまたは映像素材、または彫塑の選定 ◯NFTアートの著作権利関係の整備確認。NFTアートを実際に試験生成しつつマーケットやアプリごとの特性や条件をリサーチする。アプリごとに適確なデータ量、コンテンツ内容を見極めつつ仕上げのスペック 種類 数量を考えてゆく。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の実施内容は、申請時に研究目標で掲げた通り、映像技術やVFX技術を活かしつつ、SNS、映像コンテンツ、ブロックチェーン技術などを総合的に俯瞰しながらアートやコンテンツのDXによる変貌とその流通を考えてゆく社会的ニーズのある研究である。また、そのような研究から得られた知見を基に今年度は映像コンテンツやデジタルグラフィックアートなどにも手法を応用し様々なNFTアートの生成と公開実験、それらの教育現場等への応用を試行する予定であり実施した。 現在は様々なユニークなコンテンツを撮影、編集、生成と流通実験、ブロックチェーン化の実験などを行っている。実存する作品やデザイン製品等のスキャニングまたはオリジナルの生成データを映像背景とともに彩色/音楽効果を融合させ数種類のNFT作品化を試みつつある。成果品はNFTアートとしてメタバースなどで試験運用するするとともに Openseaなどでの公開実験と教育現場での同手法の研究公開を検討している。Opensea では試験運用を検討。市場ニーズが高まるようであれば別途正式手続きを経て正式出品する。 これらの知見を活かして、多彩なデジタル映像キャラクターコンテンツをNFT化し、これらの作品 群が相互に関係性を持ったものとしてオンライン上で公開し成果検証し、そのニーズとインパク トを明らかにしつつある。 Thesis Exhibition Creative media and technology Prince of Songkla University International collegeおいて研究成果の発表を行っただけでなく、本年度は日本映像学会大会での研究発表を予定している。 今後様々なアプローチでさらに成果品の実装と研究、研究発表に努めていく予定である。(以下は実装実験のサンプル) https://www.why-how-nft.com/token/84
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
「2023年度計画:NFTアートの市場 アーカイビングリサーチ 試験実装」◯映像スタジオへのスキャニング機器の設置導入/ソフトウェアの導入/動作環境の確保追加スキャニング 彫塑の 選定◯NFTアートの著作権利関係の整備確認。NFTアートを実際に試験精製しつつマ ーケットやアプリごとの特性や条件をリサーチを推進できた。アプリごとに適確なデータ量、コ ンテンツ内容を見極めつつ仕上げのスペック 種類 数量を考えてゆくテストも幾度か実施した。データ生成と公開試験また複数の公開方法などについて実証実験と成果分 析 前年度までに集めたデータを収集分析してゆく。成果に基づいて今後成果発表する。具体的には映像 学会ほか。また、法解釈の専門家(研究分担者小林教授)によるNFT公開等における著作権関係の法解釈について考察と提言をいただいた。現在までに上記について実施することができた。以下はスキャニングデータとそれをNFT化したサンプル実装の実施例https://sketchfab.com/3d-models/890eb7fcb9fc4f0ebc14dc95fc6a1a03 https://sketchfab.com/3d-models/9b2088e6fb8e445e9e8da8a0dc2a197f https://why-how-nft.com/token/170 https://why-how-nft.com/en/token/82
|
Strategy for Future Research Activity |
「2024年度計画:NFTアート生成 公開実験」 ◯NFTアート精製仕上げ ◯NFTアートのバ リエーション検討と仕上げ作業 公開実験 実際にメタバースや地域やアプリにNFTア ートを公開や設置などしつつ動向を探る。必要に応じてデジタルコンテンツの修正を加 えつつ成果測定してゆく予定である。著作権等の解釈や法解釈については引き続き慎重に検討していく予定である。学会等で研究成果を発表予定である。
|
Report
(1 results)
Research Products
(4 results)