Co-creative practice of electroacoustic music as participatory project art
Project/Area Number |
23K00243
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 01070:Theory of art practice-related
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Research Institution | Tokyo Denki University |
Principal Investigator |
柴山 拓郎 東京電機大学, 理工学部, 教授 (80366385)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
沼野 雄司 桐朋学園大学, 音楽学部, 教授 (00322470)
成田 和子 同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (00340464)
大村 英史 東京理科大学, 創域理工学部情報計算科学科, 講師 (90645277)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 参加型プロジェクトアート / 電子音響音楽 / コンピュータ音楽 / サウンドアート / 参加型アート / アートプロジェクト / 芸術教育 |
Outline of Research at the Start |
本研究では, 電子音響音楽の創作を多様な人々と共有する共創的フィールドを, a) 創作ワークショップの実施, b) ワークショップ講師および参加者による事後共同制作, c) 共同制作した作品の上演・展示の一連の流れを「参加型プロジェクトアート」として位置づけることで創成し, (1) 事後協働における参加者との継続性の高いコミュニケーション体勢の樹立とそれによる実践手法の確立, (2)国内外でのワークショップの並行実施を通した国際化, (3) 3年間のプロジェクト全体を象徴性するインスタレーション作品の創作と展示を主柱として発展させ, その概念を提案する.
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Outline of Annual Research Achievements |
コンピュータを用いた電子音響音楽の創作を, 参加型プロジェクトアートとして位置づける社会実践を通じ, より多様な人々と共有することが本研究課題の目的である。2023年度は, 2019年より確立に努めた実践理論を国際的な視点から発展させるために求められる視座の獲得に努めた. 並行して実施した国内での社会実践では, Goethe-Institut TokyoおよびBankART1929との連携を軸に, カールスルーエメディアアートセンター, ストックホルム王立科学技術大学, フランスの電子音響音楽祭であるFestival Futura との連携を確立し, 2024年度の研究実践の国際展開のための基盤を確立した. 学術面においては, 本研究課題で扱う電子音響音楽が, 多くの聴き手を獲得しているポピュラー音楽よりも構造的に高い複雑性を持っていることを明示するため, 双方の経時的構造を分析する手法を, Game and Entertainment Technology 2024 において提案するための国際会議論文の投稿を行った. また, 参加型プロジェクトアートを象徴するサウンド・インスタレーションの動源をインタラクティブなシステムとして完成させるための基礎技術についても, そのプロトタイプを完成させ, インターカレッジソニックアーツフェスティバル(愛知県立芸術大学)およびTAKARABUNE2024(埼玉県立近代美術館)において展示した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年度は併行して実施した国内のワークショップにおいて, その事後の参加者との緩やかな連携を構築しそれを可視化するための手法を探求し, その視座を国際展開するための準備を整えることができた.
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Strategy for Future Research Activity |
2024度の海外における社会実践において, 協働先の社会的・文化的背景における差異を相互に意識化し, コンピュータを用いて先駆的芸術音楽を創作することの社会的・教育的な意味と意義とをともに創出することを目標とする. その結果を本研究課題の最終年度にアーカイブ化し, 社会と共有することを目指す.
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)