聞き手意識に着目したオンデマンド型英語プレゼンテーションの指導法モデルの開発
Project/Area Number |
23K00697
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Osaka Kyoiku University |
Principal Investigator |
篠崎 文哉 大阪教育大学, 教育学部, 講師 (40909363)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 非同期コミュニケーション / 英語プレゼンテーション / ソーシャルプレゼンス / コミュニケーション意欲 / スピーキング |
Outline of Research at the Start |
本研究は、大学生を対象に、英語プレゼンテーションの内容や発表方法の違いが聞き手の受け取り方に与える影響を調べる〔実験1〕とソーシャルプレゼンス向上の指導を軸にしたハイブリッド型英語プレゼンテーション指導法の効果検証を行う〔実験2〕の2部構成となっている。そこで得られた知見を総合し、非同期コミュニケーション能力育成の指導法について議論する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、オンラインで行う非同期英語コミュニケーションの能力育成をめざし、聞き手意識に着目した指導法を開発することである。さらなる文献調査の結果、オンラインでのコミュニケーションでは、ソーシャルプレゼンスが本研究における相手意識の解釈に寄与すると考えられたため、中心的な概念として据えることとした。また、ソーシャルプレゼンス向上に関わる要因を分析するために、当初予定していた視線計測に加え、2チャンネルのNIRS器も用いることとした。 【研究1】話し手のソーシャルプレゼンスを探るため、英語プレゼンテーション動画のどのような要素が聞き手の注意に影響を与えるかを分析した。2名の大学生が2つのプレゼンテーション動画を視聴している際に、脳計測と視線計測を行った。また、実験直後にインタビューを行った。データを分析した結果、話し手が意見を述べる場面で脳血流が増加したことや、プレゼンテーションの展開やプロソディーにおいて工夫することが重要であることが示された。さらに、視線計測とインタビューから、ジェスチャーが話し手のソーシャルプレゼンスに肯定的な影響を与えることが明らかになった。しかし、意見を述べる場面では、視線は話し手の顔ではなくテキストに向けられており、話し手の顔を見ることが必ずしもソーシャルプレゼンスの向上につながらないことが示唆された。〔論文掲載済み〕 【研究2】より詳細な分析をするために、3つの異なるプレゼンテーション動画を視聴する際に脳計測と視線計測を行う実験を行った。65名の大学生からデータを取得した。実験直後にアンケートも実施した。〔分析中〕 【研究3】非同期での英語授業を想定した際のソーシャルプレゼンスと他の個人差要因との関係を明らかにするために、構築したモデルを検証することとした。320名から有効なアンケートを回収し、検証モデルに対して共分散構造分析を行った。〔論文投稿中〕
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究1や研究2については、当初の予定通り、参加者に対して実験を行うことができた。加えて、当初予定はしていなかったが、本研究の質を高めるために必要となった研究3についても、比較的多くの参加者から回答を得られ、論文投稿の段階まで至ることができた。 現在は、これらの研究結果をもとに授業実践を行うために、詳細を検討中である。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、研究2で得られたデータを分析し、学会において口頭発表を行う。その後、論文を投稿する。同時に、これまでの結果を総合し、授業モデルの構築を行い、授業実践を行う。授業実践の前後では、計画通り、英語スピーキングテストやアンケート調査を行うが、おおむね準備ができている。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)