Project/Area Number |
23K00721
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
石井 友美 岡山大学, 教育推進機構, 講師 (60802072)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 中国語多読 / 内発的動機 / 学習意欲 / 継続的学習 / 内発的動機付け |
Outline of Research at the Start |
本研究は半年の中国語学習を終えた中国語学習者を対象に多読活動を行い学習動機付けにどのような変化があるのかを探るものである。申請者は学習者の内面から生じる内発的動機付けに着目し、学習者の興味に従い読書を進めていく多読活動が内発的動機付け、学習の継続意志にどのような変化を及ぼすかを探っていく。中国と日本は経済面、政治面で将来、より深い相互コミュニケーションが必要とされる。申請者は本研究で多読活動が内発的動機付けの向上、学習継続に効果があることを明確にし、学習者の継続的な学習を促すことで中国をより深く理解する人材を育成し、今後の日中友好関係をより良い状態にしていきたいと考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は次年度(2024年度)開講する中国語多読クラスの準備を行った。準備は主にクラスで使用する書籍に関することと、クラスを履修する学生に対する内発的動機を探るアンケート(意識調査)の準備である。以下、それぞれ詳しく説明していく。 まず書籍の準備について説明していく。多読クラスで使用する中国語の書籍(絵本、漫画、児童書)を 267冊購入し、購入した書籍を使用文字数、使用語彙、文法の難易度を鑑みて入門、初級、中級、上級に分類した。そして多読クラスで使用する教室に書籍を配置した。配置については多読の書籍を扱っている四谷図書館、多くの外国語の絵本を所有するボローニャいたばし絵本館を訪れ、配置方法やキャプションの立て方を参考にした。またこれらの書籍に学生が貸し出しできるようにバーコードを貼った。 次にアンケート(意識調査)について説明していく。多読を通して学生の内発的動機がどのように変化したかを探るため多読クラス実施中に2回のアンケートを行うことを計画した。アンケートは二宮理佳氏、川上麻理氏の「多読授業が情意面に及ぼす影響 ―動機づけの保持・促進に焦点をあてて―」および二宮理佳氏の「多読授業が初級学習者の内発的動機づけに及ぼす影響」を参照し、多読を通して学生の中国語学習の満足度、達成度の変化を測る設問を制作した。また中国語学習への貢献度、多読ルールに対する意識は高橋亘氏の「海外高等教育機関における日本語多読に対する意識-ベオグラード大学での質問紙調査を基に-」を参照し、設問を制作した。実施予定のアンケートは2回とも5 段階(1.ぜんぜんそう思わない 2.そう思わない 3.どちらでもない 4.そう思う 5.強くそう思う)と自由記述である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
書籍を予定通購できたことと書籍の配置、貸し出し手続きは所属する大学の職員の協力を得ることができたため、2023年度の研究は順調に進んだ
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は実際に多読クラスを行い、学生の中国語学習に対する内発的動機の変化をアンケート(意識調査)で探る。
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