Practical study to enhance sustainable experiential earthquake disaster prevention education for young children
Project/Area Number |
23K02232
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
山田 伸之 高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 教授 (80334522)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丁子 かおる 和歌山大学, 教育学部, 准教授 (80369694)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 防災保育 / 地震防災 / 体験型防災教育 / 乳幼児 / 効果検証 / 防災教育 / 乳幼児向け |
Outline of Research at the Start |
本課題は,乳幼児などの災害弱者を主対象として,①擬似体験を通じた効果的で印象に残る教具教材と飽きない教育啓蒙手法の開発,②防災保育や避難訓練等の保育者らの視点をサポートする評価方法の構築,③客観的データとなり得る避難訓練等の記録映像を用いた評価手法・ツールの開発の3本柱を設定し,これらをテコに,幼保子ども園での防災教育の効果検証を経て質的向上(発展)をさせながら継続を可能にする手法を形作り,最近の防災教育に関する課題解決の一助となるよう取り組む。
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Outline of Annual Research Achievements |
本課題は,乳幼児などの災害弱者を主対象として,①擬似体験を通じた効果的で印象に残る教具教材と飽きない教育啓蒙手法の開発,②防災保育や避難訓練等の保育者らの視点をサポートする評価方法の構築,③客観的データとなり得る避難訓練等の記録映像を用いた評価手法・ツールの開発,の3本柱を設定し,これらをテコに,幼保子ども園での防災教育の効果検証を経て質的向上(発展)をさせながら継続を可能にする手法を形作り,最近の防災教育に関する課題解決の一助となるよう取り組む。そしてこの3本柱の取り組みによって「日常生活の育ちの中に防災教育を組み込んだ防災保育」の質的改善および継続を促すことが最大の目的である。特に,乳幼児への防災教育(保育)の充実によって,地震の経験の少ない地域の子どもたちでも,突然の地震の強い揺れによる『人的被害ゼロ』とすることを目指す。一連の研究活動を通じて,子どもたちとともに周りの大人たちへの安全教育および科学教育を拡充させ,園から地域社会への貢献を目標としている。 今年度においては,これまでの実践に活用していた体験型地震防災保育での教具の改修・修繕や新規のアイデアを抽出・反映させ,次年度以降の利活用に向けた準備に取りかかった。また,保育時の映像記録データを用いた分析のためのコード開発やソフトアプリケーションの稼働を経て,それらを課題遂行のために利活用する体制を整え,実装(試用)する段階になった。これらにより防災保育(教育)の効果の一端を示すことできるとともに,発展的継続を見据えた今後の改善点の明確化が可能になるものと考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナ感染症の活動制限が令和5年5月に解消されたものの,保育現場では慎重な対応をせざるを得ない部分があり,園児・保育者を対象にした実践的研究活動においては,研究遂行に一部支障をきたしたといえる(コロナ感染症だけなく,園児・保育士らの間でのインフルエンザの大きな広がりによる影響もあった)。また,年度末には,地震災害の発生による災害調査に関する作業等があり,全体的に進捗状況はやや遅れ気味ではあるが挽回は可能とし,今年度の状況はこの判断とした。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度は,これまでと同様に園の協力のもと,子どもたちへの防災保育と保育者や保護者たちへの防災教室を継続的に行い,現有する防災保育教材の見直しと防災保育の実施効果検証の方法の模索,現場教諭・保育士への再教育および防災保育の水平展開への取り組みを重点的に行うこととする。さらにこれまでに蓄積させたデータ処理やその分析手法の開発等に充当することとする。なお,今年度は,大きな地震災害(特に能登半島地震など)の発生があり,これまでの防災教育・防災保育の在り方や方向性についても含め,検証する機会を得ていることから,効果検証および新展開の開発に視点を置いた課題推進をはかることとする。また,これまで連携のあった地域(被災地ではない地域)において,震災の前と後での子どもたち・保育者や保護者の意識や状況の変化などを調査することも含める予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)