教育DXに基づく非認知能力も含めた汎用的「学修成果」可視化法の開発
Project/Area Number |
23K02540
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09050:Tertiary education-related
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Research Institution | Kobe Tokiwa University |
Principal Investigator |
光成 研一郎 神戸常盤大学, 教育学部こども教育学科, 教授 (10530727)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伴仲 謙欣 神戸常盤大学短期大学部, 口腔保健学科, 助教 (50752119)
中田 康夫 神戸常盤大学, 保健科学部, 教授 (70295773)
高松 邦彦 東京工業大学, 企画本部, マネジメント教授 (80392017)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 非認知能力 / 学修成果 / 可視化法 / 学生の成功 / 可視化 |
Outline of Research at the Start |
「学生の成功(Student Success)」には学生自身の非認知能力が重要だといわれているが、一方で、この非認知能力は従来測定できない(可視化困難)といわれてきた。そこで本研究では、「非認知能力」を、学修管理システム(LMS)上に記録された学修ログと、教学IRや教育の質向上のために広く収集・蓄積されているデータを用いて、とくに非認知能力の観点から可視化する方法を開発することを目指している。非認知能力が可視化可能となれば、「学生の成功」に資することが可能となる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の最終目標は、従来測定できない(可視化困難)といわれてきた「非認知能力」を、学修管理システム(LMS)上に記録された学修ログと、教学IRや教育の質向上のために広く収集・蓄積されているデータを用いて、とくに非認知能力の観点から可視化する方法を開発することである。 2023年度はまず、既存の非認知能力を測定する尺度の得点と初年次教育科目の成績と関連があるのかどうか検討することを目的とした研究を行った。その結果、従来いわれていることではあるが、やり抜く力、努力、勤勉性、努力調整方略が、初年次教育科目の成績に影響していることが改めて確認できた。以上のことから、学生の成功や学業成績の向上、あるいは学生の非認知能力の育成・向上のための教授-学修方略のありかたを検討するにあたっては、さまざまな非認知能力のなかでも、特に努力や粘り強さ、勤勉性、一生(所)懸命さなどに焦点を当てて検討を進めていくことが重要であることが改めて示唆された。 この成果は、神戸常盤大学紀要(17巻、pp.39~45)に掲載された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究初年度に計画していた既存の学修データを用いた研究を実施し、有意な結果も得られ、論文も採択されたため。
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Strategy for Future Research Activity |
2年目の研究として、現在本学で利用している学修管理システム(LMS)上に残る学修ログが本年度より活用できることになったため、その学修ログと、既存の非認知能力を測定する尺度の得点、学業成績の関連を、多方面から検討する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)