越境学習モデルを援用した大学生向けキャリア教育の開発と検証
Project/Area Number |
23K02690
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | The University of Kitakyushu |
Principal Investigator |
見舘 好隆 北九州市立大学, 地域戦略研究所, 教授 (00534976)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野 憲史 東京国際工科専門職大学, 工科学部, 講師 (00882028)
藤川 大祐 千葉大学, 教育学部, 教授 (50288429)
渡邉 文枝 早稲田大学, データ科学センター, 講師(任期付) (50749075)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2025: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | インターネット調査 / オタク / 心理的安全性 / 創造性 / イノベーション / ダイバーシティ / 越境学習 / 有休休暇取得率 / キャリア教育 / 没入経験 / エージェンシー |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、学生時代におけるアイデンティティや学ぶことの楽しさを獲得した「没入経験」(本研究では「オタク経験」と呼ぶ)を起点に、「越境学習」を通じて獲得した「大学生版・冒険する力」(本研究では「オタク力」と呼ぶ)について、民間企業担当者に対する量的調査にてそのニーズを明らかにしながら、「オタク力」の伸長を目指した授業を開発しつつ、開発した「オタク力」を測定する尺度を用いて授業評価を行うことで、イノベーション人材の輩出を企図した新しい大学生のキャリア教育のあり方を提示することである。
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Outline of Annual Research Achievements |
●民間企業等で働く上での「オタク力」活用の可能性について、インターネット調査を行った。調査名「職場環境に関するWEBアンケート」、サンプル数:1000、対象者:各企業の人事担当者および経営者、実施会社:クロスマーケティング、実施期間:2024年2月22日(木)~ 2024年3月7日(木) ●インターネット調査の質問紙作成について多くの時間を費やした。仮説は、オタク力(趣味として何らかのことがらに没入することによって獲得/伸長されることが期待される能力であり、他の領域においても活かせると考えられるもの)のニーズは存在することである。従属変数は、オタク親和度(オタクは求められているか、オタク社員・管理職はいるか)である。また、オタク力はVUCA時代に必要とされている、創造性やイノベーションにも影響を与えると考え、並行して検証する従属変数を「創造産業の度合い」と「イノベーションの度合い」とした。独立変数は、多くの先行研究を敷衍して、過去研究の一般性確認(選考の工夫、採用時の期待、受入の工夫)、心理的安全性、職場環境(越境学習やワーケーションなど)、創造性を高める要因(KEYS尺度)、ダイバーシティ&インクルージョン、内的寛容とした。基本情報は、従業員数、女性比率、平均年齢、採用人数(新卒・中途)、有給休暇取得率とした。 ●論文(査読付き)が1本採録された。内容は、ゲーム産業に特化した「オタク力」のニーズについての研究である。 ●紀要が1本採録された。内容は、「オタク力」が発揮されやすい教室デザインについての研究である。 ●学会発表を3本行った。内容は、エージェンシーと「オタク力」の関係、「オタク力」尺度の検証、「オタク力」教育のデザイン検討である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
インターネット調査を行った結果を現在分析しているが、仮説が概ね支持され、新しい知見の手掛かりを得ることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
インターネット調査の結果を2024年度内に学会で発表し、論文化を進める。 また、その知見を活用しつつ、授業デザインの検討を進める。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)