| Project/Area Number |
23K07062
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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| Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
佐々木 理栄 神戸大学, 医学部附属病院, 医員 (40967709)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 良平 神戸大学, 医学部附属病院, 教授 (30346267)
松田 武 神戸大学, 医学研究科, 特命准教授 (30782734)
小林 加奈 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (70433282)
岩下 和真 神戸大学, 医学部附属病院, 医学研究員 (80850065)
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| Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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| Keywords | エクソソーム / 放射線治療 / 大腸がん / 直腸癌 / TNT / miRNA |
| Outline of Research at the Start |
直腸がん患者検体の血中エクソソームのmiRNAの網羅的解析を糸口として、がん細胞由来のエクソソームの放射線応答の全容を明らかにすることを目的とする。放射線照射を受けたがん細胞から放出されるエクソソームのmiRNAや可溶性PD-L1など包含される蛋白の、標的細胞を明確にし、その標的細胞内でのmRNAの(miRNAによる)抑制効果、細胞内シグナル等を解析することで、がんの放射線治療に対する抵抗性獲得の機序を解明する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
直腸がんに対するTotal neoadjuvant therapy(TNT)とは、従来の術前化学放射線療法を進化させ、放射線療法(5Gy x 5回)の短期照射で開始し、これまで術後に行われてきたFOLFOXやXELOX等の全身化学療法を全て術前に行う方法であり、直腸温存を含めた低侵襲性とより高い治療効果が期待されている。本申請では、放射線療法の前後で、腫瘍から血中に放出されるエクソソーム由来miRNAを網羅的に解析し、腫瘍の生検組織の生化学的解析と比較検討し、直腸がんの集学的がん治療方針の中でより重要な治療効果予測法を開発する事であるが 2023年2月より神戸大学医学部附属病院にて直腸癌TNT(Total neoadjuvant therapy)の特定臨床試験を開始し、その付随研究として放射線治療前後を含む単一患者について数回の血清エクソソーム採取を実施している。1人の患者につき約半年の期間をかけて複数回の採血を行うことから、全ての検体の回収までに時間を要するが、登録患者全てにおいて順調に検体回収を進めることができている。今後は放射線治療、化学療法を受けることにより血中エクソソームの何らかの変化が起こると保存検体を用いて解析を行う方針である。細胞実験でのエクソソームの解析では先行研究にて他の癌種でエクソソーム内のmiRNAの網羅的解析を実施した経験から、マイクロアレイにてmiRNAの網羅的解析を実施する予定としている。細胞実験での放射線応答性エクソソーム内のmiRNAから、臨床検体における有望なmiRNAのターゲットを絞り込み、その結果と臨床的反応を対比させつつ、有意な因子の検出に尽力していく予定である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年2月より神戸大学医学部附属病院にて直腸癌TNT(Total neoadjuvant therapy)の特定臨床試験を開始し、その付随研究として放射線治療前後を含む単一患者について数回の血清エクソソーム採取を実施しているが、2024年度の時点でほぼ症例集積を完了しており、同時に単一患者に関して複数回の治療経過の血清エクソソームを採取し、保管している。今後はその検体を用いて解析を進めていく予定である。
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| Strategy for Future Research Activity |
2023年2月より神戸大学医学部附属病院にて直腸癌TNT(Total neoadjuvant therapy)の特定臨床試験を開始し、その付随研究として放射線治療前後を含む単一患者について数回の血清エクソソーム採取を実施しているが、2024年度の時点でほぼ症例集積を完了しており、同時に単一患者に関して複数回の治療経過の血清エクソソームを採取し、保管している。今後はその検体を用いて解析を進めていく予定である。検討内容としてはmiRNAに関するミクロアレイを予定しているが、有望なたんぱく質が検出できた場合にはエクソソームたんぱく質のショットガンアレイも追加していく予定である。
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