Project/Area Number |
23K08214
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55020:Digestive surgery-related
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
吉屋 匠平 九州大学, 大学病院, 助教 (20717079)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
戸島 剛男 九州大学, 大学病院, 講師 (40608965)
吉住 朋晴 九州大学, 医学研究院, 教授 (80363373)
原田 昇 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (80419580)
伊藤 心二 九州大学, 大学病院, 講師 (90382423)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | HCC / capicua / VETC / 肝細胞癌 / 再発機序 / 薬剤耐性 |
Outline of Research at the Start |
肝細胞癌の予後は他の癌腫に比較し不良である。近年、肝細胞癌にVETCを有するサブタイプが存在することが報告され、我々はVETCが肝切除術・肝移植術の術後予後不良因子であり免疫チェックポイント阻害剤の不応因子となることを示唆した。他方、転写抑制因子capicuaが低発現により浸潤能・遊走能を亢進させ悪性度獲得に寄与すること、術後予後不良因子であることを明らかとした。VETC及びcapicua不活性化がソラフェニブ感受性に関与すると報告されているが、両者の関連性を検討した研究は存在しない。本研究では、VETC形成におけるcapicua関与のメカニズム、両者による薬剤耐性獲得のメカニズムを解明する。
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Outline of Annual Research Achievements |
肝切除後の臨床検体を用いた免疫組織学的染色を行い、HCCにおけるcapicua発現と肝切除術後予後との関連を検討した。Capicua発現については、German Immunoreactive scoreで評価を行った。肝切除症例478例を対象に検討したところ、German Immunoreactive scoreの中央値は4、平均値は4.14であった。ROC曲線からGerman Immunoreactive score 3をcut-off値としたところ、caipua低発現群(2以下、n=174)は高発現群(3以上、n=304)に比べ、全生存率(p=0.0006)及び無再発生存率(p=0.0001)が有意に不良であった。同臨床検体のVETC発現について、IHCを行った上で、capicua発現について評価を行ったところ、capicua高発現とVETC形成についての関連性は指摘できなかった。現在関連性について追加の評価を行っているところである。また、今後は細胞株を用いての検討を進めるため細胞株実験での基本的手技の獲得やRNA、タンパクレベルでの検討のための実験準備を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の研究計画に比べると、現状ではIHCおよび予後との関連、VETCとの会連の解析途中であり、進捗の遅れを認める。
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Strategy for Future Research Activity |
近々ではin vitroの検討を多ない細胞内シグナルの解析を進めて行く予定である。 また今後の動物実験の推進に向けPDXモデルの作成を同時に進める。
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